ロータスはウィリアムズと提携。これでハイパーカー開発が加速する?
CGアーティスト、Antonio Paglia氏がロータスのハイパーカーという設定の「ロータス・イーヴル・ヴィジョンGTコンセプト」を公開。
ロータスはそのクルマの名称に「E」ではじまるネーミングを採用しており、たとえば「エヴォーラ」「エラン」「エスプリ」「エリート」「エリーゼ」といった具合です。
このコンセプトカーはその法則にのっとったことになりますが、「Evil」は「邪悪」「悪魔」という意味があり、その名の通りこのコンセプトカーはまさに「悪魔のよう」。
ロータスはここ数年で一気に数台のニューモデルを投入する予定
このロータス・イーヴル・ヴィジョンGTコンセプトのパワートレインはガソリンエンジンともハイブリッドともピュアエレクトリックとも記載されていないものの、フロントの大きなエアインテークを見るに「ガソリンエンジン」なのかもしれませんね。
なおフロントフェンダーからサイドにかけてはエアが抜ける構造を持っていますが、これはアストンマーティン・ヴァルキリーにちょっと近いところ。
ドアミラーはなく、かわりに細いアーム、そしてその先のカメラが確認できますね。
LMP1レーシングカー風のコクピットもやはりヴァルキリー風。
サイドは大きくくびれており、まさに「コークボトル」シェイプ。
ホイールもボディカラー同色、そしてタイヤはピレリ・カラーエディション。
ボディカラー同色のヘルメットもレンダリングにて再現されています。
なお、「ロータスのヘルメット」というと、どうしても思い出してしまうのがこれ。
エイプリルフールに「猫用ヘルメットを発売」として公開されたものですが、猫さんの迷惑そうな表情がなんともユーモラス。
こちらはロータス・イーヴル。ヴィジョンGTコンセプトのロードカー版。
ロータスのハイパーカーはウィリアムズとの共同開発に?
なお、ロータスはハイパーカー発売の可能性を示唆しており、そのコードネームは「究極」をあらわす”オメガ”とも報じられます。
現在ロータスは中国の吉利汽車傘下にありますが、その豊富な資金を駆使していくつかのニューモデルを開発していると報じられますが、2020年には既存プラットフォームを改良したニューモデルを発売する、とも語っています。
その後はエキシージ、エリーゼ、エヴォーラをフルモデルチェンジすると述べていますが、ここにかねてよりウワサの新型SUV、そしてハイパーカー「オメガ」が加わると相当な数のクルマが出てくることになり、「大丈夫か」という気も。
そしてロータスはボルボとともに「中国生産」にシフトするとも言われていて、こちょらもやはり「大丈夫か」という感じではありますね。
VIA:Antonio Paglia