| ここからしばらく、ロータスは「新型車ラッシュ」となりそうだ |
さて、ロータスは「タイプ131」なる新型スポーツカーを発表すること、そしてその後にも新型スポーツカーが待機しているとアナウンスしていますが、今回はインダストリアルデザイナーであるsabino leerentveld氏が「自身の考える新型ロータス製スポーツカー」を公開。
なお、その思い切ったデザイン、インボード式サスペンションを見るに、スーパーカーよりも「ハイパーカー」と表現したほうがいいクルマなのかもしれません。
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そのデザインは現行ロータスのいずれとも異なるが
そしてこのコンセプトカーについて、その外観は現行のロータスとは共通性がなく、完全なるオリジナルと考えて良さそう。
いくつかのカラーコンビネーションが作成されていますが、この「ホワイト×ゴールド」はなかなかに新鮮ですね。
パワートレーンについて明かされておらず、よって「ピュアエレクトリック」なのか「PHEV」なのか「ガソリンエンジン」なのかは判断できないものの、フロントグリルに相当する部分が閉じられているところを見るに、ピュアエレクトリックなのかもしれません。
ただ、リアフェンダー前には排気パイプのような構造も見え、ガソリンエンジン搭載の可能性も伺わせます。
コクピットは非常にコンパクトであり、もしかするとシングルシーター(もしくは前後タンデム)なんじゃないかと思えるほど。
一般的なドアはなく、おそらくはコンパクトなバタフライドアを開閉し、車体をまたいで乗降することになりそうです。
リアウイングは昇降式、そしてディフューザーの大きさを深さを見るに、そしてデフらしき構造物がないところを見ると、やはりピュアエレクトリックカーである可能性が高そう。
なお、ピュアエレクトリックカーは内燃機関を搭載するクルマとは異なって(各ユニット)レイアウトの自由度が高いため、既存のスポーツカーとは全く異なる概念で設計されたクルマが登場することも期待できそうです。
ロータスは今後アルピーヌとの提携にてスポーツカーを開発することになりそうですが、両者ともに「軽量」を追求した、そしてハンドリングにこだわるブランドであるだけに、どういったクルマが送り出されるのかが楽しみでなりません。
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