| よく見れば見るほど細かい部分が変更されている |
偽装なしのミニ・ジョン・クーパー・ワークスGPの姿が完全リーク。
これはユーチューバー、Shmee150氏が自身のFacebookページにて公開したもので、どうやらドイツのBMWのストックヤードで撮影したもののようですね。
よって数々のプロトタイプが敷地内に見られますが、ジョン・クーパー・ワークスGPの後ろにはカモフラージュシートでフルラッピングされたZ4の姿も見え、もしかするとZ4に新たなバリエーションが登場するのかもしれません。
見た目も「ミニJCW GP史上もっとも過激」
ミニ・ジョン・クーパー・ワークスGPについては、これまでにも公式ティーザー画像が公開されており、おおよそのデザインについては理解していたものの、いざ「フルヌード」を見ると驚きを隠せず、やはり目をひくのは独特の形状を持つ前後オーバーフェンダー、そして巨大なリアウイング。
全体的にはクロームのパーツは姿を消し、前後ランプのサラウンド、フューエルフィラーキャップ(のカバー)、ドアハンドルやグリルもブラック。
ただし、ウインドウ下部にあるモールだけは「クローム」が残るようです。
そしてアクセントは「レッド」で、サイドストライプ、リアウイングの内側、「GP」エンブレム、フロントグリルやフロントスポイラーのインナーもレッド(ブレーキもハイパフォーマンスタイプなのでキャリパーがレッド)。
そしてドアミラーにはチタンカラーが採用され、明確な段差が設けられた新形状に。
フロントオーバーフェンダーの端には「2011」のレター。
フロントグリルはちょっと突き出た形状を持っているように見えますね。
ミニ・ジョン・クーパー・ワークス(JCW)GPはこんなクルマ
ミニJCW GPは、ミニの頂点に立つパフォーマンス志向のクルマで、これまでに発売されたミニJCWも「スパルタンという言葉すら生ぬるい」という過激なクルマ。
そして今回のミニJCW GPも歴代GPに劣らず過激な仕様を持っていて、ここまでの大型ウイング、そもそもオーバーフェンダーを持つというのも「GP史上”初”」。
加えてインテリアにも、標準モデルと大きくかけ離れたコンパクトなレーシングカー風メーターが与えられるなど過激な仕様を持つことになりそうで、発表されれば大きな話題を振りまくのは間違いのないところ。
エンジンについてはBMW X2 M35iと同じ302馬力(2リッター4気筒ターボ)を積むと思われ、当然ながらパフォーマンスも「世界トップクラスのFFマシン」たるに十分な要件を備えることになりそうです。
気になるのは「価格」で、2013年に発売されたミニJCW GPは2000台限定、価格は460万円。
ベースモデルの価格が上昇していること、そしてその特別さを考えると、新型ミニJCW GPは600万円前後となるかもしれませんね(今回のミニJCW GPは3000台限定の予定)。