| これまでに公開された情報、そしてティーザー画像/動画からするに、新型ミニクーパーは「かなり期待できそう」 |
何もかもが大きく変わり、文字通り「新世代」と言っても良さそうだ
さて、ミニがフルモデルチェンジ版となる新型ミニクーパーのインテリアを公式ツイッターにて先行公開。
キャプションには「カミングスーン」という文字が見られるため、(まだ発表日についてはアナウンスされていないものの)さほど待たずに公式発表を見ることができるかもしれません。
今回公開された動画を見てみると、現行ミニに比較して大幅に簡素化された様子がわかり、ステアリングホイールの奥にあったメーター類が廃止され、かわりにヘッドアップディスプレイが装備されています。
-
ミニが「公式」にてフルモデルチェンジ版 新型ミニクーパーの画像を公開!そのルックスはすっきりそしてシャープに、しかし軽自動車に近くなったような印象も
| そのイメージは大きく変わらないまでも、ディティールは大きく変貌を遂げている | その姿はまさに新世代のミニとしてふさわしい さて、4月はじめに新型ミニクーパーの「偽装なし」スパイフォトが出回ってし ...
続きを見る
新型ミニクーパーのインテリアは変わっていないようでけっこう変わる
今回公開されたティーザー動画では初代(クラシック)ミニのインテリアがまず紹介され・・・。
それが最新のミニクーパーへと変化する様子がモーフィングにて示されており、初代からの伝統である「水平ダッシュボードに丸型センターメーター」という要素が貫かれていることがわかります。
参考までにですが、「直線と丸の組み合わせ」は英国車によく見られるパターンであり、ミニのみではなく、かつてのジャガー、セブンなども「直線と丸」。
それはともかくとして、今回の動画にて新たにわかった点を見てみると、ダッシュボードには千鳥格子を用いたファブリックが貼られており、これはミニが少し前に宣言した「脱レザー」を端的に示す部分かも。
なお、ほかに公開された動画ではこのダッシュボードから照明が透過する様子も確認でき、全体的にかなり斬新な印象を与えることになりそうです。
-
ミニとBMWがサステイナブルを意識し「レザーを使用しない、しかしレザーのように見える」素材を来年から導入。そこまでしてレザーに似せないといけないのか・・・
| ボクはこの不自然な方向性にどうも納得ができない | どうせならレザーとは全く異なる、新しい価値観を追求すべきだと思う さて、現在自動車業界では「サステイナブル」を掲げないと社会的に許さない状況であ ...
続きを見る
新型ミニは「ミニマルな」印象がさらに加速
そしてミニマルデザインがさらに推し進められ、中央の大きなインフォテイメントスクリーンはベゼルレスに限りなく近く、そしてその下にはいくつかの物理スイッチも(オーディオのボリュームコントロールや空調関連など、素早い操作が求められる性質のものだと思われる)。
ステアリングホイールはすでに画像が公開されていますが、基本的には左右に張り出した二本スポーク(下部にある垂直スポークのようなものはテープ)で、スポーク上にあるスイッチ類は静電式ではなく「物理式」。
-
ミニが公式に新型ミニクーパー、新型クロスオーバーのデザインをちょっとだけ先行公開!「シンプルでミニマル、しかしエモーションも忘れずに」
| 新型ミニクーパー、新型クロスオーバーは現デザイナー初の「オールニュー」モデル、その出来栄えに期待がかかる | 内装はシンプルでありながら様々な選択肢やフィニッシュが用意されるもよう さて、ミニは新 ...
続きを見る
なお、現在多くの自動車メーカーがサステイナブルを標榜し、とくに「脱レザー」を掲げているものの、これによってむしろ「安っぽい」内装になってしまって批判されるケースも少なくはないもよう。
特にドイツの自動車メーカーは「シンプルでミニマルな」インテリアを苦手としていて(どうしてもチープに見える)、反面フランスの自動車メーカーやスウエーデンの自動車メーカー(つまりボルボ)はこういったデザインが非常に得意であるように思われます。※下の画像はシトロエンOli(オールイー)コンセプト
-
約束しよう。これが発売されたら絶対に買う。シトロエンの珍コンセプトカー、Oli(オールイー)が発表されボクの心を鷲掴みに
| シトロエンはいつもボクの心の琴線に触れるクルマを発表してくる | ただし今までに一度も買ったことはない さて、シトロエンが予告通りに新エンブレムを装着した、シトロエンの新時代を示すコンセプトカー「 ...
続きを見る
現在ミニのデザイナーはオリバー・ヘイルマー氏へと交代しており、新しく登場するミニクーパーやエースマン、クロスオーバーが「同氏初の」ブランニューモデルとなる予定。
同氏はチーフデザイナーとしてはかなり「若手」に分類され、デジタルネイティブに近い感覚を持っているとされますが、その感性をもってスマホライクなデザイン言語「カリスマ・シンプリシティ」を推進中です。
動画を見る限り、新型ミニクーパーのインテリアは「シンプルだけど安っぽくない」という雰囲気を持っており、実車の発表にも期待がかかるところですね。
-
ファンキーなルックスを持つミニの新デザイナー公表。ウワサされたマクラーレンのデザイナーは加入せず
| ミニは今後「スマホ世代」を意識 | 先日、マクラーレンから「元ミニのデザイナー」、フランク・ステファンソン氏が去り、古巣のミニへと復帰するのではという報道がなされましたが、その後マクラーレンはチー ...
続きを見る
Talk about coming full circle ⭕. Here’s your sneak peek of the new MINI Interaction Unit – coming soon to the new MINI family. #MINI #BIGLOVE pic.twitter.com/aaHwXh9De2
— MINI (@MINI) July 19, 2023
あわせて読みたい、ミニ関連投稿
-
ミニ エースマン コンセプト発表!新デザイン言語「カリスマ・シンプリシティ」採用第一号、クロスオーバーの下に位置するSUVとして市販化予定
| 新しいミニのエクステリアデザインは「丸」から「角」へ | 一方でインテリアデザインは「円と直線」を継続 さて、ミニが予告通りエースマン・コンセプト(Aceman Concept)を発表。これはクラ ...
続きを見る
-
【動画】新型ミニのテスト風景が公開、全世代ミニが一堂に会する!新型ミニはおそらくこれまででもっとも大きな変化が与えられることになりそうだ
| ボンネット形状、ドアミラー、ドアハンドルの変更が与える印象の変化は小さくない | ひとまず3ドアハッチバックが登場し、後に他バリエーションが続くもよう さて、ミニはついに第5世代へと切り替わること ...
続きを見る
-
ミニがフルモデルチェンジ版の新型クロスオーバーにつき新情報と画像を公開!「13センチ長く、6センチ高くなる」「ミニ初の純電動4WD車」「初のドイツ生産」
| おそらく第3世代のミニ・クロスオーバーの価格は「かなり高く」なるだろう | そしてそうとうに環境に配慮したクルマとなり、これまでのクロスオーバーとは大きく性格が変わりそう さて、ミニはフルモデルチ ...
続きを見る