| ロールスロイスはペブルビーチにカスタムモデルを大量展示 |
ロールスロイスがモンタレー・カーウィーク中に開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」へ、フルラインアップにて臨むと発表。
まずは画像の「パラディッソ・コレクション」で、これは見るからに鮮やかでエレガントなクウェイル・ブルー(Quail Blue)に彩られたゴースト、レイス、そしてドーン。
このブルーに加え、ボンネット上に入れられた「ツインストライプ」が外観上の特徴、とのこと。
インテリアはモデルによってテーマが異なるようですが、アルミとカーボンファイバーの使用は「共通」だそう。
カリナンはなんと4台も登場
さらに驚くのは「4台のカリナンを持ち込む」ということで、「イグアズ・ブルー(Iguazu Blue)にチャールズ・ブルー・インテリア」のカリナンを筆頭に、「マグマレッド(Magma Red)」「ダーケスト・タングステン(Darkest Tungsten)」など。
そして昨年同様に、アメリカのカーコレクター、マイケル・フックス氏が注文したファントムのカスタムモデル「ファントム・イン・フクシア」の展示も。
これはマイケル・フックス氏にとって10代目の特注ロールスロイスで、同氏の140台を超えるカーコレクションに新たに追加されることになる、と発表されています。
昨年もやはり特注ロールスロイスが展示され、やはり同氏が特注したマクラーレン720Sと同じ内外装カラーを持ち、大きな話題となりましたね。
さらにロールスロイスは「アンブラ・ブラック・バッジ・コレクション」を発表し、これはドーン、ゴースト、レイスに設定。
驚くことに「マットブラック」のボディカラーが与えられ、21インチサイズの「カーボン+アルミ」ホイール、ダーククロームのトリムが専用装備となり、聞いただけで「ワルそう」な感じです。
なお、インテリアは「ムジェッロ・レッド(Mugello Red)」とブラックレザーのコンビで、カーボン製のパーツが与えられる模様。
さらにはドーンに対して「ブラックバッジ・アダマス・コレクション(Black Badge Adamas Collection)」「ネビュラ・コレクション(Nebula Collection)」も設定した上で展示を行い、今回の展示は総勢だと「かなりな」台数となりそう。
なお、ロールスロイスの顧客は「限られた」人だけなので、公のモーターショーにて展示を行うよりも、ペブルビーチのような「富裕層が集まる」場での展示のほうが顧客へのリーチ、そしてブランドイメージ的にもマッチしていそう。
さらにはこういった場で「こんなカスタムも出来る」と周知することで、顧客も「じゃあ次はこういったことも試してみようかな」と考えるのだと思われ、新たなる利益獲得へと結びつくことになるのかもしれません。