| 正規/非正規とわずスターウォーズグッズであふれている |
さて、今日は大阪市北区にある「パチモンウォーズ」へ。
ここはスターウォーズをテーマにした居酒屋ですが、オーナーがリアルタイムでのスターウォーズ世代とのことで、これまでにありとあらゆるスターウォーズグッズを収集しつくした反動から”逆に”「スターウォーズのパチモン」に興味を持ち、それらを展示する場として2年前にオープンした、という背景を持つのだそう。
酒場のパチモンウォーズはこんなお店だ
まず、お店の外観はこんな感じで、なんとなくカフェっぽい雰囲気です。
ちなみに住宅街のど真ん中というロケーション。
そして店内はこんな感じ(入り口のマットには”WELCOME TO THE DARK SIDE”と記されている)。
タイファイター、ダース・ベイダー、ストームトルーパーやアナキンのヘルメットも。
ボバフェットの愛機、スレーヴI。
ハン・ソロが使用するモーゼル改「DL-44」ブラスター。
もちろんカーボンフリーズされたハン・ソロも。
手にはイウォークのカチューシャとチューバッカのぬいぐるみ。
とにかく店内の至るところには正規/非正規とわずスター・ウォーズのグッズが展示されています。
ミレニアムファルコンのパチモンや・・・
ダース・ベイダー、ストームトルーパーのパチモンも。
やはりパチモンのモチーフとして一番人気があるのはダース・ベイダーのようですが、かなり高い精度でパクっているものもあれば、「誰アンタ?」みたいなレベルのものも。
こちらは中国製と思われる、レゴとスターウォーズとの「ダブル」でのパチモン。
R2-D2も相当に多くのパチモンがあり、ダース・ベイダーに次ぐくらいの人気であるように思われます。
なお、昔はこういったコピーに対して世界中が寛容であったと思われ、よって当時は多くのパチモンが存在したのだと思われますが、現代ではこういったパチモンは許されず、したがってもう「こんなユルいパチモノを見ることはできない」のかも。
フィギュアだけではなく多数の絵画、ポスターも展示されていますが、いずれもなかなかの出来です。
店内の備品はデススター風。
ちなみにカウンター奥の壁面は映画に出てきたデススターの内部セットをそのまま再現したもの(なぜか写真は撮り忘れたが、動画には収録済み)。
ちなみに現在は自粛期間中につきテイクアウトのみの対応です。
ただ、その弁当も「飯ソロ(ハン・ソロ=自粛中なのでひとり飯)」という秀逸なネーミングを持っています。
メニューは5種類で、焼きそ〜バッカ、回収屋ランチ、おしゃべりオムライス、沼カレー、暗黒麺。
いずれも微妙に権利に配慮したネーミングを持っていますが、うまくキャラクターや情景を捉えたものとなっているようですね。
ドリンクメニューはこちら。
「ダース・モール」「ベイダー」「ヨーダ」「ルーク」「ボバ・フェット」「R2-D2」などキャラクター名や、「タトウィーン・サンセット」など映画の情景を連想させるものもあります。
なお、その内容としては、R2-D2だと「カルピス+ブルーキュラソー」、ボバ・フェットでは「トマト+バジル」のように色で表現したものや、「シス」であれば「トマト・ハバネロ・黒コショウ」といったダークサイドを感じさせる構成物を持っていたりして、メニューを眺めるだけでも「ニヤリ」としてしまいますね。
ちなみに「チューバッカの抜毛」は”鰹節とコンブ”で、これはさすがにヤバそうだとは思います。
そしてこちらが今回ぼくが注文した「焼きそ〜バッカ」。
焼きそばの麺でチューバッカの毛を表現し、チーズや黒豆、ウインナーでその顔をあらわしています。
そのほかには唐揚げ、コロッケ、揚げシューマイといった「茶色いもの」ばかりで、さすがはチューバッカ。
なお、味付けとしてはかなり濃く(おそらく男性客ばかりなので、そこに合わせているのだと思われる)、久々にこんなにディープな焼きそばを食べたな、という印象。
緊急事態宣言を受けてのイレギュラー営業から、もうじき通常営業に戻るそうなので、少し時間を置いてまた訪れようと思います。
酒場のパチモンウォーズ 住所:530-0023 大阪市北区黒崎町8‐12 電話:06-7708-1149 <地図はこちら> |