| アルピーヌA110の限定ではない”通常販売モデル”が発表 |
WebCGにて、新型アルピーヌA110発表イベントでの画像が公開。
アルピーヌA110はまず「プルミエール・エディション(画像)」が導入されており、その後に発表されたのが今回の「アルピーヌA110ピュア」「アルピーヌA110リネージ」。
プルミエール・エディションは初回限定版という位置づけで、今回発売された「ピュア」「リネージ」は通常販売モデル、ということになります。
そして「ピュア」はスポーツモデル、「リネージ」は快適性に振った豪華版、というキャラクターのようですね。
アルピーヌA110ピュアはこんなクルマ
アルピーヌA110ピュアは上述の通り「スポーツバージョン」。
もともとアルピーヌA110自体が高い運動性能を持っていますが、そのポテンシャルをいかんなく発揮する仕様だと考えて良さそう。※以下、画像はWebCGより
会場に用意されたの「アルピーヌA110ピュア」はホワイトとブルー。
ホワイトのボディカラーは未来的なイメージ、まるでコンセプトカーのようですね。
フロントトランクはこんな感じ。
深さこそ無いものの、幅、奥行きともに相当なものがあります。
リアはこんな感じ。
アルピーヌA110「ピュア」専用装備としては、「サベルト製モノコックバケットシート」「マットカーボン/アルミ/レザーインテリア」「フォーカル製軽量4スピーカー」「レザーステアリング/ブルーステアリングセンタートリム」「”ブルーアルピーヌカラー”ブレーキキャリパー」「フックス製18インチ鍛造アロイホイール(シルバー)」がリストアップされています。
ブレーキ、ホイール、タイヤすらもサプライヤーとの共同開発による軽量な専用品だと伝えられていますね。
リアウインドウ越しに見えるエンジンカバー。
アルピーヌA110リネージはこんなクルマ
一方の高級仕様、「アルピーヌA11"リネージ"」の専用装備はもりだくさんで、「フルカラーTFTメーター」「防塵フィルター付きオートエアコン」「ボディー同色ドアアッパーパネル」「フラットアンダーボディー」「リアディフューザー」「フルLEDヘッドランプ」「リアLEDランプ(シーケンシャルウィンカー)」「トリコロールエンブレム」「スポーツエキゾースト」「ブレンボ製ブレーキキャリパー」「前後パーキングセンサー+リアカメラ」。
ただ、この内容を見るに、よくオンライン上で見る「アルピーヌA110」はこちらのリネージに近い仕様を持っているようですね。
シートはブラウンレザー、そしてインテリアにはカーボンのアクセントも(このカーボンは、専用装備の中には含まれないのでオプション扱いかも)。
コチラはエンジンルーム。
軽量化のためか、美しいカバーなどは省略されたかなり「質素」な仕様ですね(開閉もダンパーではない)。
簡素ながらも操作性が良さそうなスイッチ類。
セレクターボタンの周囲が光るのはナイスな仕様です。
ブラウンレザーにはなんと「ブルー」ステッチ。
このセンスはフランス車ならでは、と思います。
チラリと見えるフォーカル製スピーカー。
ミドシップスポーツといえども快適さを忘れず、そしてグリルすらも単なる「網」ではなく美しいデザインが施されているのも「さすがフランス車」。
助手席にはアルミ製のフットレスト。
センターにある液晶モニター。
台座すらもパリのエスプリが漂うかのようなオシャレさを持っています。
ヘッドライトもコンセプトカーばりの未来的な構造。
こうやって見ると「何から何まで専用品」の集まりで、軽量スパルタンを標榜しているにもかかわらず、どんなに小さなスイッチすらも高いデザイン性を持ち、随所にこだわりが見られる素晴らしいクルマ(画像を見て驚いた)。
まだまだ展示車や試乗車がやってくるのは先になりそうですが、自分の目で見ることが出来る機会を心待ちにしたいと思います。
なお、今回発表された価格は下記の通り。
アルピーヌA110ピュア(ブラン イリゼ メタリック)・・・811万円
アルピーヌA110ピュア(ブルー アルピーヌ メタリック)・・・811万円
アルピーヌA110リネージ(グリ トネール メタリック)・・・829万円
アルピーヌA110ピュア(ブルー アルピーヌ メタリック)・・・841万円
VIA:WebCG