アウディのRSモデルがますますスパルタンに。カーボンパーツと軽量ホイール装備でRS4は80キロのダイエット
カーボンパーツで武装、ホイールは専用品で-8キロ
アウディがRS4とRS5を対象に「カーボンエディション」を発表。これはフロントスポイラー、シルエクステンション、ディフューザーインサート、ドアミラーハウジング、インテリアトリムで構成。
なおRS5のみはカーボンルーフとカーボンリアスポイラーが選択できる、とのこと。
加えて、このカーボンエディション専用のホイールも用意され、これは20インチ1ピース構造となり、同サイズのホイールに比べて8キロ軽量。
これらを装備することでRS4では80キロ、RS5では60キロも標準モデルより軽くなっている、としています。
その他の装備としてはマットシルバー仕上げのグリルフレーム/ウインドウサラウンド/アンダーグリルバー、プライバシーガラス、マトリクスLED、スポーツディファレンシャル、ナッパレザースポーツシート(ベースカラーのブラックにレッドのステッチが入る)。
エンジンそのものに変更はなく、2.9リッターV6ツインターボエンジンは450馬力を発生。
0-100キロ加速についてはRS4アバントが4.1秒、RS5が3.9秒。
現時点で日本国内への導入については不明ですが、英国だとその価格はRS4がスタンダード比10,000ポンド高、RS5クーペで12,500ポンド高の設定となっています。
スポーツモデル拡充、そしてスパルタン化をはかるアウディスポーツ
アウディスポーツ(旧クワトロ)はCEOに前ランボルギーニ社長、ステファン・ヴィンケルマン氏を迎えてからというもの、その名の通り「スポーツ」度合いが加速。
各アウディディーラーにてインストア形式で「アウディスポーツ」をサブブランド展開し、その後はRSモデルの拡充を発表。
さらには協議専用車としてカスタマーカーの提供を本格展開し、今回のように既存RS4モデルについてもさらに「ハード」に。
今後さらにその活動がより広く深くなることが想像でき、将来が楽しみなブランドのひとつですね。
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