| 発表されたばかりのアウディA7スポーツバックを見てきた |
さて、発表されたばかりのアウディA7スポーツバック(Sportback)。
内覧会に呼んでいただき、いそいそと参加することに。
デザイン的な特徴としては幅広でシャープな形状が与えられたフロントグリル、細長のヘッドライト、筋肉質なショルダーライン、やはり細長なテールランプが目立つところですね。
もっとも美しいアウディといっても過言ではない
クーペスタイルサルーンとしてはA5スポーツバックと共通するスタイルを持ちますが、車体が大きい分、より余裕のある、優雅なデザインを持っているようです。
なお「スポーツバック」とはアウディ独特の呼称で、主にリアハッチを持つセダンを指してそう呼んでおり、さらにアウディは「ワゴン」という表現を使用せず、かわりに「アバント」という呼び方をするなど、プレミアムカーブランドらしいこだわりも見せていますね。
なお価格は「Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro debut package」が9,880,000円、「Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro S-line」が10,660,000円。
なお、リアエンドは「ヨット」をイメージしたといいますが、かなり独特なデザインを持っています。
横から見ると「<」といった形が採用され、これはランボルギーニ・ウルスにも見られる「フォルクスワーゲングループの最新デザイン」。
アウディQ8にも用いられていますね。
テールランプの発光は横一文字に。
これもフォルクスワーゲングループが最近好んで用いる手法ですが、ブガッティ・シロン、新型ポルシェ911(992)にも見られる形状でもあります。
ロック/アンロックしたときのテールランプの光り方はまさにスペクタクル。
最近はこういったウェルカム・シークエンスにこだわる車が増えていますが、これも一つの流行だと言えそうですね。
テールランプの内部構造はこんな感じ。
思わず「おお」と声が出てしまう、そのウエルカム・シークエンスの様子は動画にて。
ヘッドライト内部の発光形状は「縦」を採用し、これは新型アウディA1、Q3にも見られるものですが、今後のアウディにおけるひとつのトレンドとなりそう。
ちなみにヘッドライト内の「シーケンシャルウインカー(ダイナミックターンインジケーター)」の光り方は新しく、その様子は動画にて。
全体的に鋭いプレスラインが多く見られるのは最近のアウディの一つの特徴ですが、前後フェンダーが「ブリスター」っぽく膨らむのも、やはりA5以降に用いられるアウディの最新デザインですね。
リアウイングはかなり大きな面積が持ち上がる模様。
新型アウディA7のインテリアはこうなっている
そして外装以上に大きな変更があったのがインテリア。
「なにもかもが」新しくなったと言っても良さそうです。
新世代アウディの特徴、光る「quattro」エンブレム。
ドアパネルにはアンビエントランプ(マルチカラー)が内蔵されます。
アンビエントランプはセンターコンソールにも。
シフトレバーの操作はスライドや、レバーを動かすといったものではなく、「クリック」するような感じです。
操作部はほぼ全てが新しいデザインに。
液晶ディスプレイ「バーチャルコクピット」も新しくなり、ドットは目視できないほどの高精細ぶり(アップルのRetinaディスプレイのような印象)。
巨大なタッチ式インフォテイメントシステム、そして操作パネル。
タッチした感じは音によるフィードバックがあり、「操作した感」が感じられるもの。
リアシートのヒーター、エアコン操作パネルもグラフィカル。
内装の様子はこちらの動画にて。
↓試乗編はこちら
アウディA7の内覧会が開催されたのはアウディ箕面
なお、今回アウディA7の先行内覧会が開催されたのは「アウディ箕面」さん。
いつもお世話になり、大変感謝しています。
大阪府箕面市萱野2丁目5−3
072-723-1171