なぜ?BMW珠玉のV10エンジンを捨ててロータリーエンジンを選んだBMW M6
E63世代のBMW M6にマツダのロータリーエンジン、しかも6ローターを押し込んだ車が登場。
エンジンスワップを行う車は数あれど、ロータリーエンジンに換装してしまうというのは非常に珍しいように思います(しかも6ローター)。
しかもロータリーエンジンは前代未聞の「6ローター」
改造を行ったのは南アフリカのAJレーシング(南アフリカは法規がゆるいのか、かなり過激)。
出力はシャシーダイナモ計測で478馬力。
エンジン自体はニュージーランドのロータリーエンジン専門チューナー、KiwiREによるもの。
なお、このKiwiREは同じ6ローターで800馬力を絞り出すチューンを別の車で行っている模様。
もともとM6に積まれるエンジンは5リッターV10。
ロータリー搭載車に「ローターを増やす」ケースはあるものの(ロータリエンジンは”継ぎ足し”ができる)、エンジンをロータリーに積み替えるのは極めて異例。
ただ、見たところ重心は相当に低くなっており、前後重量配分や重心という観点からは戦闘力がかなり高くなっていそう。
インテリアはレーシングカー以上。もはや戦闘機か何か
インテリアにはなにやら怪しげなスイッチ。
カーボンパネルには純正と思われる操作系がスワップされています。
トランスミッションはシーケンシャル?
室内は完全にレーシングカー。
いや、シートを見るとレーシングカー「以上」?
背後にこういったものがあると、ちょっと落ち着かないような気はしますね。
リアには巨大ウイング。
サスペンションもアップグレードされ、フロントブレーキはなんと「10ピストン」(そんなブレーキキャリパーが存在すること自体が驚異的)。
ドアミラーも競技用。
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