| 8シリーズにこういったカスタムを施す例はかなり珍しい |
BMW 8シリーズ・カブリオレのカスタムカーが登場。
これはその外装を「マット・クリプトン・グリーン」へとラッピングし、各部にグラフィックを入れたものですが、なんとも目を引く仕上がりに。
ただ、一瞬「メルセデスAMG GT Rか」と思わないこともなく、なぜにAMG GT Rのイメージカラーっぽい色にラッピングしたのかは不明です。
内外装はグリーンに加え「ブラック」と「ホワイト」で統一
なお、ラッピングの上に付与されたアクセントはホワイトとブラック。
「ホワイト」はおそらくインテリアカラーとマッチさせ、「ブラック」はホイールとあわせたのだと思われますが、その結果「意外とすっきりまとまっている」ようにも思います。
キドニーグリル、そしてフレームもブラック。
バンパー内のエアインレットにはホワイトのアクセントが入っていますね。
リアもやはりブラックにホワイトのアクセント。
内装がホワイトというのがなんともナイス。
全体的になかなか美しい仕上がりを持っており、目を引く仕上がりですね。
なお、現在BMW 8シリーズは納車が進められている最中ではありますが、その性質と車格上、こういったカスタムを行う例はかなり珍しい、と思います。
BMW 8シリーズ・カブリオレのボディカラーは日本だと8色
日本市場向けに設定されるBMW 8シリーズのボディカラーは8色。
新型3シリーズのボディカラーが3色4色、Z4のボディカラーも3色しかない状況に比較するとかなり豊富だと言えますが、これは「3シリーズやZ4は在庫車を持って販売するため、在庫リスク低減を考慮してカラー数を絞り」、8シリーズ・コンバーチブルはほとんどが受注生産になるので在庫を持つ必要はなく、どうせ新規生産するのであれば選択肢を絞る必要はなく、「本国なみ」のバリエーション構成となっているのかもしれません。
そしてインテリアカラーも多めの6色が用意されていますが、これも同様の理由だと思われます。
ちなみに選択可能なボディカラーはアルピン・ホワイトIII、カーボンブラック、ミネラル・ホワイト、ブラック・サファイア、サンセット・オレンジ、ソニック・スピード・ブルー、バルセロナ・ブルー、ドラバイト・グレー。
ラインアップされるボディカラーは、全体的に見てほかメーカー同様にブルーそしてグレー系が多くなっていますが、「サンセットオレンジ」のみがちょっと特殊なカラーのように見えますね(BMWはちょっと前から、このボディカラーを推している)。