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BMW 8シリーズをチューンし「M8コンペティション並みの」パフォーマンスまでに引き上げるチューナー現る。その外観もぐっとワイルドに

2019/08/12

| ブラック✕ゴールドはマンハートの得意技 |

BMW 8シリーズが発表された後、間髪入れずチューニングを予告したドイツのチューナー、マンハート。
まだ納車が始まる前からチューニングを宣言したということになりますが、今回ようやくその実車(ベースはM850i)が公開されることに。

なお、出力は予告通り「621馬力」にまで高められており、その加速性能や最高速について公開されていないものの、600馬力のM8を超え、625馬力を発生するM8コンペティションに迫るパーフォーマンス(0−100キロ加速3.2秒、最高速度304km/h)を発揮しそうですね。

外装はカーボンパーツで武装

今回公開された画像を見るに、ホイールはマンハート製の21インチサイズへと交換され、車高は30ミリダウン(スプリングはH&R製)。

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フロントスポイラーやドアミラーキャップ、リアディフューザー、トランクリッドスポイラーにはカーボンファイバー製が装着され、ブラックのボディにはマンハートお得意の「ゴールドアクセント」。

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エンブレムやネームバッジは「マンハートオリジナル」に。

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トランクリッドスポイラーは比較的サイズが大きく、けっこう角度もついているようですね。

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インテリアについては「ほぼノーマル」。
これは質実剛健なドイツのチューナーになりがちなところで、性能や機能が向上しないところには手を加えない、という傾向があるようですね。

反面、アメリカ西海岸のチューナーは「エンジンルームの中」など見えない部分にまでコストをかけることが多く、ひとくちにチューニングやカスタムといっても、国によってずいぶんその性質が異なるように思います。

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ちょっと気になるのはそのチューニングメニューの価格。
いかにM8並のパフォーマンスを持つと言えど、M850iをチューンしてM8と同じかそれ以上の価格になってしまったのでは意味がなく、日本でいうとM850iの「1714万円」とM8の「2230万円」との間になるんじゃないかとは考えています。

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