| 新型BMWM2を買うならばMザントフォールトブルー、マニュアル・トランスミッションで決まり |
ボクは二度とBMWを買うまいと決めていたが、M2にはその禁を破るだけの価値がある
さて、BMWジャパンがフルモデルチェンジ版の新型M2を発売開始。
導入されるのは「BMW M2 クーペ」のモノグレード、価格は958万円という設定です。
なお、初代M2は当初700万円台の設定からはじまっているので「ずいぶん高くなったなあ・・・」という感じではありますが、BMW M240i xDrive クーペの758万円がちょうど初代M2くらいの価格となっており、昨今のインフレの凄まじさを思い知らされます。
BMW M2はこんなクルマ
そこで新型M2をざっと振り返ってみたいと思いますが、搭載されるエンジンは3リッター直6ツインターボ、出力は460馬力。
トランスミッションは8速MステップトロニックAT(ZF製)もしくは6速マニュアル、駆動輪は後輪のみ、Mアダプティブサスペンションを装備し、ATだと0−100kmh加速は4.1秒という数字を誇ります。
ライバルとなるとポルシェ718ケイマンSあたりを真っ先に思い浮かべますが、こちらは2リッター4気筒ターボエンジンを積み出力は350馬力、0−100km/h加速は4.6秒、価格は967万円。
トランスミッションは6速マニュアルもしくは7速PDKを選択でき、駆動輪は後輪のみとなっています。
なお、アウディTTS(872万円)もややこれらに近いポジションにいるものの、出力は320馬力とやや低く、駆動方式は4WD、そしてATのみの設定であり、そのキャラクターは大きく異なります。
BMW M2はおそらく今後高いリセールバリューを誇るだろう
上述のとおりBMW M2とポルシェ718ケイマンSとはかなり価格が近くなっているものの、パフォーマンスやスペックとしてはBMW M2に軍配が上がるもよう。
そして重要なのは、718ケイマン、M2ともに「両モデルとも、現行世代が最後のガソリンエンジンモデル」、そして「最後のマニュアル・トランスミッション搭載モデル」になるであろうということ。
718ケイマンについてはおそらく次世代モデルはピュアエレクトリック、そしてM2はハイブリッドとなる可能性が高く、よって両者ともに(現行のガソリンモデルは)今後にわたって高い価値を維持することになるかと認識していて、しかしおそらくはM2のほうが生産台数が少なく、そのためM2のほうがその希少性から「718ケイマンよりも高値を維持する」とも考えています。
ぼくはガソリン世代最後の記念として一台マニュアル・トランスミッション搭載モデルを購入しようと検討しているところではありますが、この新型M2には非常に強く惹かれており、「二度とBMWは買わない」という誓いを破ってBMWを買ってしまうことになるのかもしれません。
なお、新型M2に惹かれる理由としては、そのパフォーマンスや想定残存価値の高さもさることながら、BMWの中においても特殊とも言えるその(マッシブな)ルックスにあり、そしてイメージカラーの「Mザントフォールト・ブルー」もぼくの物欲を強く刺激します(よって、M2を購入するならば、このカラー以外はありえない)。
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参照:BMW