| 現在BMWはハイパフォーマンスカーの獲得する利益の高さに着目している |
そしておそらく、ガソリンエンジン時代の終焉が見えている今こそが最大の稼ぎどきだろう
さて、現在ぼくがもっとも強く惹かれているクルマの一台がBMW M2。
そしてそのM2につき、今回「4WD(xDrive)」が登場するというウワサが登場しており、それによると「BMWの役員会はまもなくこのM2 xDriveについて最終決定を下し、現時点では生産許可が下りる可能性が高い」とのこと。
なぜBMWはM2 xDriveの検討を?
なお、BMWがM2 xDriveの投入に興味を示している理由は「M3とM4のxDriveモデルに対する確かな需要」にあるといい、つまり4WDモデルは売れる、と踏んだのだと思われます。
実際のところメルセデスAMGでも4WDモデルに人気が集中する傾向にあるといい、よって現在のAMGは「基本的に4WD(新型AMG GTにも4WDが追加されると言われている)」にて構成されています。
そして4WDモデルの ”自動車メーカーにとってのメリット” は価格(利益率)を高く設定できるということにあるものと思われ、メーカーからすると「消費者が求めるものを作って利益を得ることができる」という非常に理想的な状態となり、むしろM2に4WDを設定しないほうが営利企業として間違っているとも考えることが可能です。
BMWはM2 CSの投入も検討中
ちなみにBMWはM2のホットバージョン、M2CSを投入すると言われますが、こちらはM2のモデルライフ後半に投入されるという説が濃厚(あるいは、計画を前倒しにして来年に発表、2025年モデルとして発売されるという説も)。
そしてこちらに搭載されるエンジンは(M3/M4と同じ)3.0リッターS58直列6気筒エンジンとなり、520馬力以上の出力を発生させると見られ、そしてトランスミッションはやはりATのみになるというウワサです。
ただしこの「ATのみ」というのは「速く走るにはATしなかい」という判断ではなく、「BMWは500馬力を超えるターボエンジンに対応できるマニュアル・トランスミッションを持っていないから」という報道もなされており、つまりは技術的な問題なのかもしれません。
今回ウワサが出ているM2 xDriveの登場時期は定かではないものの(M2 CSのほうが先に登場すると言われている)、M2 CSと同じ出力を持ち、そしてやはり「ATのみ」になるんじゃないかという話も出ていますが、M2のラインアップ自体もモデルライフ後期には「ATのみ」に絞られるという話もあり、このあたりが明らかになるのはもう少し先のこととなりそうですね。
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参照:BMW Blog