| BMWのユーザーは比較的カスタム意欲が高く、アフターマーケット製パーツを装着するケースも多いかもしれない |
フロント、サイド、リアのバランスがよく、過激な割に収まりがいい
さて、ドイツのアフターマーケット・チューナー「アルファN パフォーマンス(Alpha-N Performance)」がG87 BMW M2用のチューニングパッケージを公開。
このパッケージは「M2 GT」と命名されており、E36世代のM3 ライトウエイト(欧州だとM3 GT)にインスパイアされている、とのこと。
現在公開されている画像はCGにとどまるものの、アルファN パフォーマンスは自身のFacebookページにエアロキットの開発経過を掲載しており、おそらくはそう遠くない未来に発売されることになりそうです。
アルファN パフォーマンス BMW M2 GTはこんな内容を持っている
そこで今回公開された画像を見てみると、もともとアグレッシブなルックスを持つM2がさらに凶暴な雰囲気へと変身を遂げており、見たところ多くのパーツが入れ替えられているもよう。
フロントだとおそらくバンパーはそのまま、しかしスプリッターが装着され、ボンネットはアルファN パフォーマンスのオリジナル品へ。
フロントフェンダーはルーバー付きのものへとそっくり入れ替えられているようですね(サイドステップは横に張り出した形状へと改められているように見える)。
フロントフェンダーの後ろからはガバっとエアを抜く構造が採用され、これはポルシェ911GT3 RSのデザインを意識したものだと思われます。
なお、ホイールはフロント20インチもしくは21インチが選択可能(ともにエーデルワイス製)。
そしてこの「M2 GT」のハイライトはこのリアウイング。
構造的にはトランクリッドの上にスポイラーを追加し、その上にウイングを載せているように見えますね。
そしてトランクリッド、ウイングの端には同じ形状を持つカーボン製のリップが装着されています。
リアディフューザーも新しい形状へと改められていますが、見えないところではブレーキ冷却用ダクト、アンダーパネルなども用意されており、ドイツのチューナーらしく「機能を向上させる本気のパーツ」にて構成されているように思います(ドイツのチューナーは一般的に見かけだけのチューンは行わず、質実剛健な、しかし過激な改造を行うことが多い)。
なお、BMW本体からもずいぶん戦闘的なM2用のパフォーマンスキットが発売されているものの、アルファN パフォーマンス製パーツはそれに輪をかけた過激さを持つようにも見えますね。
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