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エドックスとBMW Mとのコラボによる「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ」が限定600本にて発売。BMW Mの誕生年である1972年に発売された同名の腕時計を現代に復刻

エドックスとBMW Mとのコラボによる「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ」が限定600本にて発売。BMW Mの誕生年である1972年に発売された同名の腕時計を現代に復刻

| クロノラリー スポーツマン クロノグラフのケースサイズは41ミリ、ケース周囲がスロープしているので使いやすそうだ |

過剰に「BMW」「M」を主張していないが、そこがまたいいのかもしれない

さて、高級腕時計メーカー、エドックス(EDOX)がBMW Mとのコラボレーションにより「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティック」2モデルを限定600本、価格715,000円にて発売。

なお、エドックスはかつてザウバーF1チームとのパートナーシップ契約を締結したことがあり、これが2021年のBMW M社との提携へと発展するのですが、今回の限定モデルはエドックスの140周年記念も兼ねるというレアモデルです。

EDOX-BMW-M (4)

参考
ロジェ・デュブイ
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そこでこの「クロノラリー スポーツマン クロノグラフ オートマティックを見てみると、ケースサイズは41ミリ、素材は316Lステンレススティール。

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文字盤のカラーは「ブルー(表記はレーシングブルー)」「ブラウン(表記はヴィンテージグレー)」の二色です。

いずれもサンレイ仕上げとなり、あまりMっぽくないようにも思えるものの、それはこの腕時計のモチーフ自体が1972年に発売された「スポーツマン クロノグラフ」だからなのかもしれません。

ちなみにですが、両者パートナーシップ締結直後の2022に発表されたコラボウォッチはけっこう近代的な仕様を持っています。

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ただしこの「1972年」というのは非常に重要な年であり、というのも「BMW Mモータースポーツが誕生した年だから」。

そう考えるとこのレトロ仕様にも納得が行くというもので、むしろそのタイムレスさからコレクターズアイテムとなり得るかもしれませんね。

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いずれの文字盤カラーについてもステンレススティール(316L)製のミラネーゼブレスと・・・。

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穴あき仕様のカーフ製レザーストラップが付属します。

なお、この「穴開き」ストラップはモータースポーツに使用された腕時計(タグ・ホイヤー モンツァなど)の定番であり、「こもった熱を逃がす」「滑り止め」「軽量化」といった効果を狙ったものだと言われています。

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ちなみに右側のスモールダイヤルには「Mカラー」が採用されていますが、このカラーの由来はBMW自身にもわからないのだそう。

残念ながら文字盤そして腕時計のどこにも「BMW」「M」の文字やロゴが入っておらず、しかし最近だとジラール・ペルゴ×アストンマーティン、H.モーザー×アルピーヌ、IWC×メルセデスAMGのように、コラボ対象の自動車メーカーのロゴが入らない「コラボ腕時計」も増えています。

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搭載されるムーブメントは62時間のパワーリザーブを誇るCal.EDOX082SW510 BH b)、ケースバックはスケルトン(巻き上げローターには140周年ロゴが刻まれる)。

ちなみにプッシュボタンが大きめなのは「レーシンググローブを装着していても操作できるように」という配慮からなのだそう。

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トノー型ケース、放射線状のヘアライン加工、ドーム型風防(サファイアクリスタル)などレトロな風合いを持つ一方、防水性能が(当時の)40メートルから300メートルに引き上げられるなど、様々なシーンにおいて使いやすい一本だと思います。

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参照:EDOX

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