マツダがデジタル対応、新しいエンブレム「カモメマーク（フライング M）」を出願。これまでに比較してシャープに、そして高コントラストに

｜　現時点ではこの新しいエンブレムの使用方法、使用開始時期についてはアナウンスされていない　｜

日産に次いでマツダは大々的にエンブレムを刷新か

さて、マツダが新しいロゴ（エンブレム）を意匠として出願したことが明らかに。

現在の「フライング M（下の画像）」から大きく変わるものではなく、しかし「平面」に、そして平面でもその形状がよく分かるように抑揚がつけられているように思います。

マツダのエンブレムも「新しいトレンドに」

以前のエンブレムは立体的な「3D」であり、しかし新しく出願されたエンブレムは平面の「2D」。

そしてこの「3Dから2Dへ」という変更はミニやボルボ、日産、ルノーやプジョー、シトロエン、フォルクスワーゲンと同様で、これは現在の自動車業界の一つのトレンドということに。

そしてこのトレンドが発生した理由は「スマートフォンでもはっきりと認識できるよう」シンプルに、そしてコントラストを明確にするというもので、現在のところ「ほとんどの」自動車メーカーがこの流れに従っています。

マツダはいままでにこんなエンブレムの変遷をたどっている

そこでマツダが車両に付与するエンブレムの変遷をたどってみると、今回の変更で「7回目」。※文字を含めた変更だと16回目

現在のカモメマークは1997年に定められたもので、今回の変更は1997年ぶりということになりますが、一部の自動車メーカー（例えばプジョー）が「創業時のものに近い」ロゴへと戻ったのとは異なり、マツダの場合は現行のカモメマークを踏襲したデザインを採用。

現時点でマツダは新しいエンブレムについてアナウンスを行っておらず、よってこのエンブレムがどういった形で、いつから使用開始されるのかはわかりませんが、追ってアナウンスがあるのかもしれませんね。

あえて「3D」にこだわる自動車メーカーも

なお、世の中の流れが「2D」だとしても、「3D」にこだわり続ける自動車メーカーも多く、ポルシェそしてアルファロメオ、マセラティはそういった例。

これらはやはり「プレミアムカーメーカー」としての矜持を保つ必要があるのだと思われますが、自動車メーカーによって考え方が「様々」ということになりそうです。

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参照：Autoguide, MAZDA, 商標ウォッチ