| 新型メルセデス・ベンツは「大きく」なっているもののデザインの妙によってシャープな外観に |
インテリアもまた「新世代」となり、機能性や快適性、居住性が高いバランスにて同居する
さて、メルセデスミーにて新型メルセデス・ベンツEクラスを見てきたのでざっと紹介したいと思います。
グレードはE 200 AVANTGARDE(ISG搭載モデル、894万円)、ボディカラーはベルベットブラウン、インテリアカラーはブラック、オプションとしてAMGラインパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、レザーエクスクルーシブパッケージ、アドバンスドパッケージ、パノラミックスライディングルーフが装着されています。
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新型メルセデス・ベンツEクラスはこんなクルマ
まず、新型メルセデス・ベンツEクラスのボディサイズは全長4,949mm、全幅1,880mm、全高1,468mmというけっこう大きなもので(数値は海外仕様。日本仕様の詳細は1月下旬に発表)、文字通り「ちょっと前のSクラス並み」。
これによってレッグルームやヘッドスペースが拡大し、エルボースペースはSクラスと同等になった、とアナウンスされています。
そして外観上の大きなトピックはなんといってもこの「スリーポインテッドスター」を模したテールランプですね。
メルセデス・ベンツのデザイン言語(官能的純粋)は久しく変化していないように思えるものの、細部については少しづつ変わってきていて、その最たる例はこのヘッドライト。
下側が「波」形状となっていて・・・。
ブラックパーツにてグリルと連結されるという「EQフェイス」に。
グリル内はここ最近のブランディング法則に従い「スリーポインテッドスター」。
そしてグリル内のカバーにもスリーポインテッドスター。
ヘッドライト内部には透明のブレードがいくつか配置されており、このユニットだけでとんでもない価格なんだろうな、という感じです。
そしてボディラインに鋭角を持つプレスラインが入ったことも特筆すべき点であり、これまでメルセデス・ベンツが「可能な限り段差やエッジを避けてきた」ことを考慮すると大きな変化であるとも言えますね。
このプレスラインはリアにも見られ、新型Eクラスを新鮮に見せています。
テールランプ内部のスリーポインテッドスターは立体的な形状を持っていて・・・。
かなりのインパクトがあります。
ちなみにテールランプは左右連結するようにデザインされ、これも「EQ」に寄せられた部分ですね。
なお、ドアハンドルはフラッシュマウントが採用されていますが、このあたりもEQっぽい部分だと思います(付け根が光る親切設計。タッチすると飛び出てくる)。
新型メルセデス・ベンツEクラスのインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型メルセデス・ベンツEクラスのインテリア。
前席には大きなセンタートンネルが設置され、程よいタイト感がいい感じですね。
オプションの「デジタルインテリアパッケージ」が装着されているために巨大なディスプレイが組み込まれることに。
まず誰もが驚く大きさであり、しかしメルセデス・ベンツはさらにこれを進化させるという旨の発言を行っていますね。
各種スイッチ類の質感も高く・・・。
こちらがウワサの(ダッシュボード上の)自撮りカメラ。
ちなみに後席はかなり広く、レッグスペースを確保するためにかなりフロントシートが「薄く」作られているもよう。
ヘッドレストもコンパクトになり、これは後部座席に乗る人の「視界」を確保しようということなのかもしれません。
そのほかの画像はFacebookページのアルバムに保存中(120枚)。
新型メルセデス・ベンツ Eクラスを見てきた際の動画はこちら
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