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「カッコいい」というより「美しい」。メルセデス・ベンツのブランニューモデルにして孤高のラグジュアリー、CLEクーペを見てきた【動画】

「カッコいい」というより「美しい」。メルセデス・ベンツのブランニューモデルにして孤高のラグジュアリー、CLEクーペを見てきた【動画】

| さすがに最新モデルだけあって随所に最新のデザインやディティールが盛り込まれる |

現時点でこのCLEクーペは「現在の自動車市場において、もっともエレガントなクーペ」のひとつだと言っていい

さて、新型メルセデス・ベンツCLEクーペを見にメルセデスミー大阪へ。

この「CLE」とは聞き慣れないモデル名ですが、それもそのはず、このCLEはまったくのブランニューモデルであるとともに「CクラスクーペとEクラスクーペ」を統合し新設されたモデルレンジです。

展示車は「CLE 200 クーペ スポーツ」、ボディカラーはオパリスホワイト、インテリアカラーはパワーレッド / ブラック、装着されるオプションはドライバーズパッケージ 、レザーエクスクルーシブパッケージ、パノラミックスライディングルーフ、メタリックペイントという内容です。

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メルセデス・ベンツがブランニューモデル「CLE」正式発表。Eクラス/Cクラスのクーペ/カブリオレを統合して誕生したラグジュアリー、そしてセクシーな選択肢
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新型メルセデス・ベンツCLEクーペはこんなクルマ

新型メルセデス・ベンツCLEクーペは全長4,850ミリ、全幅1,860ミリ、全高1,420ミリというボディサイズを持ち(先代Eクラスクーペよりもやや大きい)、日本国内での価格は850万円。

日本仕様のCLEクーペではAMGラインエクステリアとAMGラインインテリアが標準装備されており、これによってスポーティーなルックスが演出されています。

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用意されるボディカラーは全9色、インテリアカラーは4色、搭載されるエンジンは204馬力 / 320Nmを発生する2リッター4気筒エンジン(M254)、トランスミッションは9G-TRONICオートマチック。

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ルーフからリアにかけてはゆるやかに、しかし大きく落ちてゆくラインが採用され・・・。

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ここまでリアエンドが下がっているクーペは近年では珍しいかもしれません。

ただ、メルセデス・ベンツは(AMG SLやAMG GTでも同様ですが)クラシカルさや優雅さを演出するためかリアエンドを大きく下げる傾向があり、これはウェッジシェイプを用いるほか多くの自動車メーカーとは根本的に異なるところ(そのため、このCLEクーペについては、カッコいいというよりは”美しい”という第一印象を抱く人が多いと思う)。

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CLEクーペにはメルセデス・ベンツがここしばらく採用し続けている「センシュアル・ピュアリティ=官能的純粋」なるデザイン言語が採用されており、これは「可能な限り段差やエッジをなくす」というものですが、ここ最近では少し変化が生じており・・・

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たとえばこの前後フェンダーのエッジはその一つの例。

これら文字通り前後フェンダーのみに用いられており、つまり車体中央には用いられていないのは注目に値するところだと思います(前後フェンダーの膨らみを強調する意図があるのだと思われる)。

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リアセクションは「滑らかさ」を保っているものの、テールランプ左右が連結されるなど(ただし真ん中は光らないようだ)「EQ」っぽいデザインへ。

メルセデス・ベンツは今後ガソリンモデルとエレクトリックモデル「EQ」との境界線をなくしてゆき、EQという名称すらも廃止する可能性が報じられていますが、たしかにここ最近登場するニューモデルは(フェイスリフト版含め)EQに近いデザインを持つもよう。

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なお、ホイールにはディスク風デザインを採用しており、これもまたEQっぽいところ。

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ちょっと意外だったのは「テールランプ」で、これはなぜか最近のメルセデス・ベンツらしくない「普通っぽい」レンズ内部構造を持っており、ある意味では「ちょっと前のクルマ」っぽいという印象も。

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デイタイムランニングランプは最新デザインの「楕円2つ」。

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フロントグリル内にはここ最近のメルセデス・ベンツっぽくスリーポインテッドスターが「これでもか」というほど強調され・・・。

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グリル内部のパネルにもメルセデス・ベンツのマークがあしらわれます。

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なお、影になっていて画像に収めることは難しかったものの、リアバンパー両サイドにあるエアアウトレット(実際にはエアが抜けない)のカバーにもこのスリーポインテッドスターが用いられており、近年のメルセデス・ベンツの(マイバッハ含め)ブランディングの徹底ぶりには驚かされますね。

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新型メルセデス・ベンツCLEクーペのインテリアはこうなっている

そしてこちらは新型メルセデス・ベンツCLEクーペのインテリア。

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ダッシュボードは12.3インチのデジタルメータークラスターと11.9インチのセンターディスプレイを中心に構成され、64色のアンビエントライトシステム、ドルビーアトモス付き17スピーカー内蔵3Dサラウンドサウンドシステム(ブルメスター製)も。

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ドアやダッシュボードに用いられるマットシルバーのアクセントがなかなかオシャレ。

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各トリムやレバー、スイッチ、エアコン吹き出し口に至るまで素晴らしい質感と高級さを持つのはさすがメルセデス・ベンツ。

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中央のモニターは「若干」ドライバー側へと角度がつけられ、このクルマの性格を暗にアピールしているかのようですね。

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後部座席はこう。

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新型メルセデス・ベンツCLEクーペを見てきた際の動画はこちら

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