| 数が出るクルマだけに、各社ともこぞってカスタム/チューニングパーツを出してくることになりそうだ |
さて、つい先日はABTが新型ゴルフ(ゴルフ8)のカスタムを公開したところではありますが、今回はドイツのJMSチューニングがゴルフGTI向けのチューニングプログラムを公開しています。
発表された画像は実車をカスタムしたものではなくCGではあるものの、フロントスポイラーやサイドステップの装着、さらにはローダウンにホイール交換も手掛けるようですね。
なお、フロントバンパー内のフィンやブレーキキャリパー、ホイールボルト等もレッドに変更され、オシャレ要素も加味している模様。
新型ゴルフのチューニング市場は大きく盛り上がることになりそうだ
リアだと純正形状をそのまま強調したかのようなディフューザー、ぶっとい出口を持つマフラーが装着され、おそらくこのあたりのチューニングは「定番」となりそう。
ちなみにサスペンションはKW製、ホイールは19インチのバラクーダ”Tzunamee EVO”。
もちろんJMSチューニングはこれをCGで終わらせる気はなく、エアロキット、ホイール、エキゾーストシステム等を9月に発売すると発表しており、GTIだけではなく、1リッター3気筒エンジンや2リッターディーゼル含む、幅広いエンジンラインアップにも対応できるECUを発売する計画も持っているようですね。
JMSはフォルクスワーゲンのほか、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディといったドイツ車のほか、プジョーやアルファロメオ、フェラーリといったラテン車や、シボレー・コルベットのようなアメ車も手掛けるチューナー。
日本ではトップトレーディングが扱っていたようですが、コンテンツが長らく更新されておらず、残念ながら日本国内での入手は難しそうです。
新型ゴルフはチューナーにとっても「金の卵」
なお、ゴルフはフォルクスワーゲンの中でも「数が出る」クルマのひとつで、しかし同じように販売台数の多いポロとは異なり、オーナーの「カスタム意欲」が強いクルマ。
そのためにABT、このJMSチューニングのほか、エッティンガー、COX、NEUSPEED等様々なチューニングパーツメーカーが参入することになると思われ、その範囲もエアロパーツやホイール、ECU、ライティング、スモールパーツまで「様々な」選択肢であふれることになりそう(バリエーションが多いため、純正パーツ流用も一般的)。
こういった「買った後の楽しみ」が大きいのもゴルフの特徴であり、ゴルフが愛される理由の一つなのかもしれませんね。