アルファロメオ・ジュリアがついに日本でも発表に(アルファロメオによるプレスリリースはこちら)。
グレードおよび価格は下記のとおりとなっています。
なお実際の発売は10/14とのことで、実車の配備もそれ以降となりそうですね。
※ジュリアのスペシャルサイトはこちら
・ジュリア・スーパー/GIULIA SUPER:5,430,000円
・ジュリア・ヴェローチェ/GIULIA VELOCE:5,970,000円
・ジュリア・クアドリフォリオ/GIULIA QUADRIFOGLIO:11,320,000円
アルファロメオによると、新型ジュリアは1962年の初代ジュリア、その後のアルファロメオ156/159の系譜に連なるDセグメントのスポーツサルーン。
「新時代の序開きを象徴するフラッグシップモデル」、としています。
新型ジュリアにおいて重要視されたのは「La meccanica delle emozioni(感情に訴えかけるマシン)」であり、これの実現にあたってアルファロメオは「革新的なエンジン」、「50:50の前後重量配分」、「独創的な技術的ソリューション」、「卓越したパワーウェイトレシオ」、「洗練されたイタリアンデザイン」の5つを定義付けた、とのこと。
エンジンは2リッター直4ターボ(200馬力/280馬力)、2.9リッターV6ツインターボ(510馬力)。
この2.9リッターV6ツインターボは「カリフォルニアT」に搭載されるV8から2気筒を削ったもので、ボア×ストロークはカリフォルニアTと同じ。
これが「ジュリア・クアドリフォリオのエンジンはフェラーリ由来」と言われる所以ですね。
プラットフォームは専用のFRアーキテクチャーでフラットボトム化、統合型ブレーキシステム(IBS)、アルミ製ALFA LINKサスペンションを全車に標準装備。
さらには前面衝突警報(FCW)、自動緊急ブレーキ(AEB)他、グレードによってはアダプティブクルーズコントロール/ブラインドスポットモニター(BSM)も装備。
インテリアは全車レザーシートとなり、インフォテイメントシステムとして8.8インチディスプレイを持つ「Connectシステム」が与えられ、当然Apple CarPlay/Android Autoにも対応。
なお、ジュリアのインテリアは「2017年のベスト」にも選出されています。
メディアの選ぶ「2017年の自動車インテリア・ベスト10」。1位はアルファロメオ
グレード別だとベースグレードである「ジュリア」には200馬力エンジンが搭載され、装備としてはバイキセノン、レザーシート、インフォテイメントシステムなどひととおり網羅。
これで「446万円」はけっこう安いかもしれません。
「ジュリア・スーパー」はラグジュアリーグレードに位置づけられ、200馬力エンジンにプレミアムレザーシート、ウッドパネル、ハーマン/カードン製オーディオ、18インチホイールなどが装着。
「ジュリア・ヴェローチェ」はスポーティグレードという設定で、280馬力エンジンを搭載し駆動方式は4WDに。
インテリアにもアルミパーツが使用されるなど「スポーツ」を意識したものとなり、ブレーキも容量アップ。
こちらの価格は597万円ですが、これもけっこうお買い得なんじゃないかと思います。
そしてトップレンジの「ジュリア クアドリフォリオ」は、510馬力エンジンにアクティブエアロ、トルクベクタリング、19インチホイール、カーボンエンジンフード、カーボンルーフ、大型ブレーキを装備。
ポルシェ・パナメーラ・ターボSを差し置いて「ニュルブルクリンク最速セダン」の座に就いたことからもその実力を推し量ることもできますね。
なおジュリアのボディカラーはこんな感じ(スペック/装備表はこちら)
こちらは価格表。
ユーチューバー、shmee150氏がアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオをリポート。
内外装においてかなり詳しく紹介されています。
なおアルファロメオ・ジュリアQ4はニュルブルックリンクを7分39秒で走り、歴代46位にランクイン。
なお45位はランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ、44位はレクサスLFAなので、「相当に速い」タイムと言えますね。
日本での発売時期や価格は不明ですが、かなり期待のかかる一台です。