| 趣味性の高いクルマには趣味性の高いカバーを |
シボレーが新型(C8)コルベット向けに新しくカーカバーを発売。
一見本物のレーシングカーのように見えるこの製品ですが、C8世代のレーシングカー「C8.R」の外観をカーカバーにプリントし、C8コルベットにかけるとご覧の通り「C8.Rっぽく」なるわけですね。
なお、シボレーにとってこのカーカバーは「定番」のようで、先代C7コルベット向けとしてもC7.R風のカーカバーがラインアップされていましたね。
残念ながら室内専用
このカーカバーに耐候性はなく、残念ながら「室内専用」。
ただ、愛車をしっかりホコリ等から守ってくれるのは間違いなく、ガレージにクルマを保管している人にとっては「最適」な製品かもしれません(このカバーをかけたクルマが他の人のガレージに収まっていたら、必ず二度見する)。
なお、価格は1,195ドル(13万円くらい)なので安くはなく、しかしこのC8.R風のプリントがなければ半額以下の450ドルで購入できる、とのこと。
カーカバーは隠れたヒット商品?
なお、スポーツカーやスーパーカーのように「日常的に乗るわけではない」クルマを作るメーカーは、こういったインドアカーカバーを販売する例が多く、少し前もランボルギーニがクラシックモデル向けにちょっと「ユルい」グラフィックをプリントしたカバーを発売しています。
この製品は「ヴィンテージ・カー・カバー・プロジェクト( Vintage Car Covers Project )」というもので、「クラシックバージョン」と「シェイプバージョン」とが存在し、クラシックバージョンはディアブロに、シェイプバージョンはミウラ/カウンタック/ディアブロに対応している、とのこと。
参考までに、ランボルギーニ現行モデル向けのカーカバーはこんな感じで、黒地にランボルギーニ・エンブレムが入ったもの(クルマを買うと付属してきた)。
こちらはフェラーリの純正カーカバー。
ポルシェもけっこうカーカバーにこだわりを持っている
そしてポルシェもかなりカーカバーにはこだわりがあり、車種別はもちろん、グレードごとや限定モデルごとに展開している模様(インドア用に加え、アウトドア用も多数ラインアップされている)。
こちらは911GT3RS、しかもヴァイザッハ・パッケージ装着者用という、相当にマニアックな製品です。
ちゃんとリアウイングの形通りに裁断されているのが面白いですね。
こちらは普通の911GT3向け。
ケイマンGT4用、ボクスター・スパイダー用もラインアップされています。
911R用(レッドストライプもある)。
とくにモデル指定はなく通常の911用ですが、ブラックとレッドでまとめられ、なかなかにインパクトのある仕様です。
こちらはブラックにホワイトのダブルストライプ。
マルティニカラー。
ロスマンズやガルフカラーもあるといいなあ、と思います。
いつの間にかラインアップされていたピンクピッグ。
サードパーティーでは「自分仕様」のオーダーカバーも
なお、オーダーにて自分のクルマと同じ仕様のカバーを作ってくれる会社(Goowool)もあり、こちらはかなり高いレベルのカスタムが可能です。
こちらはなんとランチア・ストラトスのカーカバー。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSV用。
ラ・フェラーリ、エンツォフェラーリなど、フェラーリのスペチアーレ専用。
ポルシェ911用。
参照:Topaz Detailing, Goodwool, Suncoast