Image:Ferrari
| フレンチブルーのリバリーはセンターからサイド、ウインドウ下辺へ |
ホイールはカーボンファイバー、フロントフェンダー上のエンブレムは手書きの「スクデット・エアログラファート」
さて、フェラーリが不定期的にその最新作を公式SNS(FacebookやXなど)にて公開している”テーラーメイド”。
このテーラーメイド・プログラムはボディカラーやインテリアを「自分仕様」つまりワンオフ仕様へとカスタムすることが可能なサービスです。
そして今回公開されたのがこの「ビアンコ ミッレミリア」を外板色に持つ812コンペティツォーネで、これにネロDSそしてフレンチレーシングブルーが組み合わせられるという「古典的な」仕上がりに。
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やはりV12フェラーリのオーナーは「ヘリテージにインスピレーションを求める」
現在フェラーリはV8ツインターボやV6ツインターボ+ハイブリッドのほうが「自然吸気V12エンジンよりもパフォーマンス的に優れる」ことを認めつつも「V12エンジンには、それらにない感情を揺さぶる要素がある」と述べ、実際にそれはV12エンジンを(自然吸気のまま)存続させていることからもわかります。
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フェラーリ「効率性ではV8ターボに分があるが、感情を揺さぶるという点ではV12以外の選択はない」。なぜフェラーリはV12にこだわるのか
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そしてフェラーリにとってV12エンジンはその歴史を語るうえで外せない重要な、そしてDNAを構成する要素の一つですが、それだけにV12エンジン搭載フェラーリのオーナーは(自身のV12フェラーリに)フェラーリの歴史を反映させる例が少なくはないもよう。
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フェラーリは「V12を発明した訳ではないが、もっともV12エンジンで成功した自動車メーカー」。その黎明期から現代に至るまでの歴史を振り返る
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もちろんこの812コンペティツォーネもそういった一大となりますが、シートはアウンデ社によるブルーとブラック素材、そしてステアリングホイールのトップとボトム、エアコン吹き出し口にはブルーのアクセント。
シートもレトロなブルー、そして座面と背もたれには伝統的なブロックステッチ、そしてヘッドレストには刺繍によるスクーデリア・フェラーリ・エンブレム。
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参照:Ferrari(Facebook)