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| 今年のF1では、最後の最後までフェラーリがチャンピオン争いに絡むことに |
「レゴテクニック製品」としてはマクラーレン、メルセデスの後塵を拝する
さて、これまでにも非常に精巧な自動車シリーズを展開してきたレゴですが、今回はレゴテクニック最新作として1/8サイズのフェラーリSF-24フォーミュラ1カーを発表。
全長約60センチ、1,361ピースにて構成されるという作りごたえのあるモデルですが、前年ながら今年のシーズン終了前に受け取ることはできず、今注文したとしても発送は2025年3月1日以降となるのだそう。
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レゴテクニックによるフェラーリSF-24はこんな製品
そこでこのフェラーリSF-24を見てみると、まさに実車そのものといえる精密な作りを持っており、ステアリングホイールとステアリングラックは実際に機能し、スポイラーの角度も調整可能。
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さらに車体後部に積まれるエンジンは「1.6リッターV6」を忠実に再現しており、実際にピストンが上下するうえ、(2速ですが)トランスミッションも内蔵しています。
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このフェラーリSF-24はメルセデスとマクラーレンのレゴテクニック製F1キットに加わるもので、マクラーレンは数年前に登場し、わずかに大きめで長さは60センチオーバー、そしてパーツの数も1,432個と多く、同じくエンジンとトランスミッションが視覚的に再現されています。
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メルセデス-AMG W14はさらに複雑で、1,642個のパーツを使用していますが、価格については(ライセンス料の関係なのか)フェラーリのほうが高めに設定されているようですね。
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ちなみにフェラーリはレゴ社とパートナーシップ契約を結んでおり、ライセンス商品の販売のほか、いくつかのレゴランド内にはフェラーリの体験型施設を設けるなど、その関係性を強めていることでも知られます。
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