| この「ナインボット・ゴーカート」はなかなかに面白そうだ |
中国シャオミがランボルギーニとの提携により、「ランボルギーニ仕様のフル電動ゴーカート」を発売。
このゴーカートは「ナインボット・ゴーカート・プロ・ランボルギーニ・エディション(Ninebot GoKart Pro Lamborghini Edition)」と命名されており、当然ながらランボルギーニが正式にライセンスを与えたものとなります。
なお、もともと「ナインボット・ゴーカート」という製品が存在しており、シャオミはこれをランボルギーニ仕様へと改装したということになりますが、単に「色とを変えてランボルギーニ・エンブレムを装着した」だけではないようですね。
ナインボット・ゴーカート・プロ・ランボルギーニ・エディションはドリフトマシンだった
このナインボット・ゴーカート・プロ”ランボルギーニ・エディション”は既存のナインボット・ゴーカートに比較していくつか特別な点があり、まずはバッテリーパックが大きいこと。
バッテリーパックは432kWhで、これは全長400メートルのゴーカート用コースを平均時速40kmで62周できるだけの容量を持つとアナウンスされています。
なお、通常のナインボット・ゴーカートは最高速24km/hなので、かなりなパフォーマンスアップを果たしていると言えそうですね。
加えてシャオミはこのナインボット・ゴーカート・プロ・ランボルギーニ・エディションに「ドリフト可能な」リアタイヤを装着し、さらにはランボルギーニのV10エンジン、もしくはV12エンジンのサウンドを発生させることができるとも述べており、つまり走行中にウラカンやアヴェンタドールのエキゾーストサウンドを楽しめる、ということに。
そのほか、車体色はランボルギーニ製スーパーカーを強く連想させるイエローへと変更され、ステアリングコラムには「Lamborghini]の文字とエンブレムが入ります(ステアリングホイールにはレッドのセンターマークが入っている)。
さらにシートサイドにはサポートが取り付けられ、リアにはウイングも装着されています。
シャオミはこの製品を「シャオミ10周年」記念製品のひとつとして発売するそうですが、その価格は9,999中国元(約155,000円くらい)。
ちなみに標準モデル(下の画像)のナインボット・ゴーカート(キット)は12万円で日本でも販売されていて、そのサイズは展開時だと1,383ミリ/822ミリ/600ミリ、折りたたみ時には1004ミリ/822ミリ/459ミリというコンパクトサイズ(クルマのトランク等に収納できる、とされている)。
子供から大人にまで対応するとされ、なかなかに先進的なデザインを持っています。
操作については「アクセルとブレーキ」のみ、バックする際には停止状態から2度ブレーキペダルを踏めばOKとのことで、「後退ができる」のはけっこう便利。
そのほか、サイドブレーキが装備され、もともと「ドリフト許容」な仕様を持っているようですね。