| レースは凍ったバイカル湖の上にて、「もし落ちたら」と思うとちょっと怖い |
さて、ランボルギーニが「ウルスにて、氷上最速記録を樹立した」と発表。
これはロシアの(凍結した)バイカル湖面上で競われる「デイズ・オブ・スピード」での出来事であり、停止状態からの1,000メートルにおいて平均速度114km/hを記録した、とアナウンスされています(最高速としては298km/h)。
競技はFIAレギュレーションに準拠
なお、この「デイズ・オブ・スピード」はLAVレーシングの主催によって行われ、目的は単に「氷上にてスピードを出すこと」のみ。
FIA(国際自動車連盟)そしてRAF(ロシア自動車連盟)の定める規定に則って開催されており、4月にもレース結果が正式に発表される、とのこと。
参考までに、ベントレーは2011年にコンチネンタル・スーパースポーツ・コンバーチブルにてフィンランドの氷上を走り、この際には時速330.695km/hを記録したことも(ギネス認定)。
ただしこちらは走行区間の定めなく、純粋に(ベントレー単独で)挑んだ結果となっており、今回のデイズ・オブ・スピードとは内容が異なるようですね。
なお、バイカル湖は世界一深い湖としても知られ、当日は気温が高かったために氷がやや溶けかかっていたといい、画像を見ていると「もし氷が割れて湖に落ちたら助からないだろうな・・・」と思ったり。
そうでなくとも「ちゃんと減速できるのかどうか」ちょっと不安になってしまいますよね。※上述のベントレーは特別製スパイクタイヤを装着してのチャレンジだが、今回のウルスは「普通のタイヤ」のように見える
ランボルギーニ・ウルスの販売は非常に好調
なお、ウルスは「LM002」以降、久しぶりの(ランボルギーニにとっての)SUV。
かつてLM002を発売していたということもあって「ランボルギーニがSUVを発売」とあっても驚かれこそすれ反発は非常に少なかったと記憶しており、むしろ待望論のほうが多かったと記憶しています。
搭載されるエンジンは4リッターV8ツインターボ、出力は650馬力、0-100km/h加速は3.6秒、最高速はじつに305km/hを誇りますが、なにより驚愕なのはサーキット走行性能。
現時点でニュルブルクリンクの公式タイムについては公表がないものの、いくつかのサーキットでは非常に速いタイムを記録しています。
なお、そんなウルスもそろそろフェイスリフトのタイミングを迎え、改良モデルもしくは追加バリエーションのプロトタイプが目撃されている状況。
今後はPHEVもラインアップに加わるものと思われ、さらなる販売増が期待されています。
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参照:Lamborghini