Image:SBX Cars
| ランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスターはその希少性から、これまでにも数々の高額落札が記録されている |
おそらくは今後も「徐々に」価格が上がり続けるだろう
さて、生産わずか9台のみのスーパーカー、ランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスターがオンラインオークションへと登場し、600万ドル(現在の為替レートにて約9億4300万円)というネットオークション史上最高額にて落札されたことが明らかに。
このヴェネーノ・ロードスターは、アヴェンタドール時代に初めて発売されたヴェネーノ(クーペ)のオープン版として9台のみが販売されています。
なお、ヴェネーノ・クーペはすべてメタリックグレーにペイントされていますが(アクセントは3台それぞれ異なる)、このヴェネーノ・ロードスターだと顧客が自由にボディカラーを選択できたといい、よって様々なカラーコンビネーションを持つ個体が存在します。
今回落札されたのは「2番目に生産された」ランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスター
このマットブラックのランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスターは9台のうち「2番目」に生産された個体だといい、直近だとドバイのエキゾチックカーディーラーにて2年間、「950万ドル」という高額プライスを掲げ展示されていたそうですが、買い手がつかずに今回競売へと出品されたのだそう。※よくユーチューバーがレポートする現地のスーパーカー / ハイパーカーディーラーの動画に登場していた
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また出たランボルギーニ・ヴェネーノ・ロードスターの中古物件。以前は6億円でも落札されなかったのに現在の売値はドンと上がって12億円
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今回の落札価格は600万ドルなので、希望していた950万ドルには及ばないということになりますが、それでも2022年に落札されたラフェラーリ・アペルタの536万ドルを超え、今回(販売したSBX Carsいわく)「ネットオークション史上最高額での」落札となったわけですね。
そしてこのランボルギーニ・ヴェネーノはかつてサウジアラビアの王族が所有していたものだとされ、走行距離はわずか1,105マイル(約1,778km)。
ボディカラーはマットブラック、そして内外装にはグリーンのアクセントが付与されています。
ヴェネーノ・ロードスターに搭載されるエンジンは自然吸気 6.5 リッター V12、出力は(当時のアヴェンタドールに比べて)740馬力にまで高められており、0−100km/h加速は2.9秒、最高速は355km/h以上。
このホイールカバーやリアのディフューザー、ウイングレット付きのサイドステップなどは当時チューナーに大きな影響を与え、各社ともこぞってこの意匠を取り入れた製品を発表していたことが思い出されます。
ヴェネーノ・ロードスターのインテリアもまたアヴェンタドールをベースとしていますが、細部は専用に作り変えられ・・・。
特徴的なイタリアンカラーのスイッチも。
メーターのグラフィックも基本的にはアヴェンタドールに準ずるものの、細部は「ヴェネーノ専用」へと調整されていると言われます。
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参照:SBX CARS