ランボルギーニ・テメラリオがニュルを走行する姿が収められる。920馬力、しかし1,690kgのスーパーカーがどれだけのタイムを記録するのかが気になる【動画】

｜　ランボルギーニ・テメラリオほかポルシェ911GT3 RS MRなど多数の試作車が走行中　｜

現時点ではやはり「軽量な」クルマが上位を占めるのがニュルブルクリンクのランキングではあるが

さて、ランボルギーニ・テメラリオ、そしてポルシェ911GT3 RS MRなどがニュルブルクリンクを走行する様子を収めた動画がYouTubeへと公開。

一瞬「（ポルシェやランボルギーニが属する）フォルクスワーゲングループがニュルブルクリンクを貸し切ってタイムアタックを行っているのでは」と考えたものの、BMWなど他のメーカーのクルマも走行しているため、その可能性は薄いのかもしれません。※ただし一般車と思われる車両が見られず、他メーカーのクルマもベンチマークのためにVWグループが持ち込んだ車両なのかも

ランボルギーニ・テメラリオはニュルブルクリンクをどれくらいのタイムで走ることができるのか

そこで気になるのが「いったいランボルギーニ・テメラリオはニュルブルクリンクをどれくらいのタイムで周回できるのか」。

テメラリオは（おそらくは）ル・マンレーサーであるSC63と共通する超高回転型V8ツインターボエンジンを搭載し、ここへ3つのエレクトリックモーターを搭載することで920馬力を発生するスーパーカー。

ただしその出力や「0-100km/h加速2.7秒、最高速342km/h」というスペック、価格はかつてのベイビーランボ、そしてライバルとなったであろうマクラーレン・アルトゥーラやフェラーリ296GTBの領域を大きく超え、全く独自のポジションに存在します。

そしてパフォーマンス面だけを見ると「もはやハイパーカー」とも言える領域に足を踏み入れており、となればニュルブルクリンクのタイムもかなり期待できそうではあるものの、一方で気になるのがその重量。

テメラリオの乾燥重量は1,690kgで、ウラカンSTOの（乾燥重量）1,339kgに比較すると360kgほども重くなっており、この重量ペナルティを「ハイブリッドシステムが帳消しにできるのかどうか」が焦点となるわけですね。

もちろんランボルギーニは「ハイブリッド化によってガソリン車以上の性能を目指した」はずではありますが、ニュルブルクリンクのラップタイムについては非常に興味があるところです。

そのほか、こんなクルマもニュルブルクリンクを走行中

なお、動画ではランボルギーニ・テメラリオのほかにも様々なクルマが走行していて、こちらはポルシェ911GT3 RS「MR」。

911GT3RSに「ニュル必勝パッケージ」、MR（マンタイ・レーシング）キットを装着したプロトタイプですが、もしかするとニュルブルクリンクの「市販車トップタイム」を記録するのかもしれません（ルーフ上のフィンが強烈）。

そしてこちらはEV化される新型ボクスター（縦型のハイマウントストップランプが印象的）。

今年もしくは来年に発表されるであろう新型ポルシェ911ターボ（992.2）。

その他ランボルギーニ・ウルスSE、数台のアウディなど、やはりフォルクスワーゲングループを中心としたクルマが走行しています。

ニュルブルクリンクを走行するランボルギーニ・テメラリオ、ポルシェ911GT3 RS MRなどを捉えた動画はこちら

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参照：912fordgt（Youtube）