
| 本物のコンセプトSは生産わずか1台、入手難易度は「最高ランク」である |
一方、このコンセプトS「レプリカ」では存分にドライブを楽しめそうである
さて、ランボルギーニは過去に「コンセプトS」なるクルマを1台のみ製作したことがあり、これは当時ランボルギーニのチーフデザイナーに就任したばかりであったルク・ドンカーヴォルケ氏の作品です(その後同氏はヒョンデに移り、現在はヒョンデのデザイン部門を管理する重要なポジションに就いている)。
そしてこのコンセプトSはランボルギーニの複数コレクターの手を渡り、その過程では「2億円」という価格で取引されたこともあるのですが、このクルマを手に入れるには「そのコレクターが手放すのを待たねばならない」「かつ、数億円という金額を用意する必要がある」など非常に高いハードルをクリアする必要があるわけですね。
まさかのランボルギーニ「コンセプトS」レプリカが存在した
そして今回話題となっているのがそのコンセプトSの「レプリカ(元記事はこちら)」で、一見して本物と見分けがつかないほどの出来栄えを持っており、そのボディカラーにはじまり、ホイール、フロントフード、スパイン(センターの仕切り)やウィンドスクリーンの形状や配置など、オリジナルの「コンセプトS」を忠実に再現しようとした努力も見られます。
なお、心配なのは「オープン化によるボディ剛性の低下」ではありますが、この「コンセプトSのレプリカ」はガヤルド・スパイダーをベースとしているためにもともと十分な補強がなされており、よってこの改造によって大きくボディ剛性が失われることはないのかもしれません。
本物のランボルギーニ・コンセプトよりも「いい選択」?
さらにこのレプリカは「マニュアル・トランスミッション」を備えていて、これはオリジナルのコンセプトS(ロボタイズドトランスミッションのEギア仕様)にはないファン・トゥ・ドライブな要素であり、かつ販売価格が150,000ドル(現在の為替レートだと約2250万円)というところから、本物のコンセプトSとは異なって(まだ)入手しやすく気軽に乗れるといったメリットも。※無改造のガヤルド・スパイダーの中古相場よりも安価である
これらを考慮すると、多少は雑に見える仕上げを考慮したとしても「金額に見合う」だけのクルマであるという判断もでき、そして「ちょっとチープな」仕上がりを自分で修正してみるという楽しみも得られるのかもしれません。
そう考えるならば、このレプリカは「そんじょそこらのレプリカとは違う」満足感を提供してくれる、魅力ある一台なのかもしれませんね。
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参照:Drive