ポルシェが新オプション「ポルシェ・タトゥー」の提供開始。全モデルのシルエットを”自身が注文したボディカラーにて”顧客の身体に刻むことが可能に

Image：Porsche

｜　毎年この時期になると、ポルシェは「いかにも」なニュースを発表する　｜

実際に開始されれば「なかなかに面白い」サービスではあるが

さて、ポルシェが新しいオプションとして、自身の車両と同じボディカラーの入れ墨をオーナーの身体に彫ってくれるという「タトゥービジネスを開始した」と発表（4月1日にリリースされたニュースであることに要注意）。

ポルシェは非常に豊富な、新車購入時には頭が痛くなるほどのオプションを用意していますが、平均するとポルシェの顧客は「車両価格の30％くらい」のオプションを装着しているといい、これがポルシェの利益率を大きく押し上げているわけですね。

ポルシェの新オプション「タトゥー」はこんな内容を持っている

現在ポルシェは通常のオプションのほか「エクスクルーシブ マヌファクトゥア」そしてその上を行く究極のカスタムプログラム「ソンダーヴァーシュ」を揃えて顧客の要望に応える準備を整えていて、ボディカラーだとさらに幅広い選択肢を誇る「ペイント・トゥ・サンプル（Paint to Sample）」、加えて自身の指定したカラーを調合してくれる「ペイント・トゥ・サンプル・プラス（Paint to Sample Plus）」なるパーソナリゼーションプログラムも。

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そして今回ポルシェがアナウンスしたのが「エクスクルーシブ マヌファクトゥア」経由にてカスタムを行った顧客の無我受けることができるサービス「ポルシェ・タトゥー」。

現時点ではドイツ・ツッフェンハウゼンにあるポルシェ本社の「エクスクルーシブ マヌファクトゥア」スタジオのみでの対応となり、ここをを訪れる顧客は、愛車のカスタマイズに加え、特別なオプションを選択できることに。

それは「自分が注文したポルシェのシルエットを、ポルシェ専属のタトゥーアーティストであるピア・フロロル（Pia Florol）が肌に刻むサービス」で、ポルシェの全車種がデザインとして用意されており、顧客は自身の選んだモデルのアウトラインをタトゥーとして自身の身体に刻むことができるというもの。

上述の「ペイント・トゥ・サンプル」「ペイント・トゥ・サンプル・プラス」を利用すると、何千種類もの特別なカラーから自身のクルマのボディカラーを選べますが、”ポルシェ・タトゥー”はそれらと連動しており、ここで選択したボディカラーと同じ色にてタトゥーを入れることも可能なのだそう。

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例えば、「ウルトラバイオレット」という鮮やかなパープルを選べば、タトゥーのインクもその色に調合され、これにより、新しいポルシェとタトゥーを完璧にコーディネートすることができるわけですね。

タトゥーのデザインは、現在のポルシェの6つのモデルに対応した6種類が存在し、どのデザインもシンプルでクラシックなアウトラインを持っており、ポルシェの象徴とも言える滑らかなルーフライン（フライライン）が表現されています。

新車のカスタマイズを終えた後、タブレットにてタトゥーのオプションを選択すると、タトゥーアーティストが適切なカラーを調合し、その後、リラックスできる椅子に座り、必要な書類にサインしてピア・フロロルがタトゥーを施してくれるのをただ待つのみ。

ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーとは？

ポルシェは常に「夢を追う人々」を大切にしてきましたが、その一つの手段として「カラー」を重視しており、その姿勢が自動車業界でも例を見ないほどの「多彩なボディカラーのラインアップ」につながっているのかもしれません。

ただしポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクトゥアではボディカラーのみにとどまらず、熟練の職人たちが顧客の希望に応じた特別なカスタマイズを施すこととなり、ホイールやエクステリアのディテール、内装のステッチやダッシュボードの素材、無数のカラーバリエーションなど、細部までこだわった個性的なポルシェを作り上げることが可能となります。

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「ポルシェは、あなたの心を魅了するブランド」とよく言われますが、これからは（このポルシェ・タトゥーをもって）「あなたの肌にも刻まれるブランド」になるのかもしれませんね。

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