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ゼロベースで作られたランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカがスゴすぎた。「忍耐と情熱と献身によって」フレームから手作り、ここまでの完成度を持つまでに【動画】

ゼロベースで作られたランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカがスゴすぎた。「忍耐と情熱と献身によって」フレームから手作り、ここまでの完成度を持つまでに【動画】

| パーツひとつひとつが丁寧に作られており、よほどの愛情がないとここまでの精度は出せない |

どんな小さなパーツひとつであっても「どれだけ本物そっくりに作れるか」という挑戦に楽しみを見出しているようだ

さて、これまでにも多数のランボルギーニのレプリカが世界中にて製造されネット上を賑わせていますが、今回は東南アジアより「ゼロベースで」製作されたアヴェンタドールSVJのレプリカが登場しています。

なお、このレプリカを製作したグループは(販売することによる)利益を目的としたものではなく、創造性の追求、そして夢の実現を目指してこのレプリカを作りあげたと述べており、ランボルギーニの権利を侵害するつもりがないことにも言及しています。

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東南アジアの片田舎にて、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカはこうやって作られた

そこでこのランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ「レプリカ」製作の様子を見てみたいと思いますが、この車両は完全なるスクラッチで、車体(フレーム)は角パイプを溶接して形作られます。

Lamborghini-Aventador (16)

ストラットやエンジンベイは「立体的」に組み上げられ、サスペンションは備わるもののリアだと「リジッドアクスル」。※このあと搭載されるエンジンは単気筒のようだ

Lamborghini-Aventador (15)

その後はボディの製作に取り掛かることとなり、こちらはちょっと細めのパイプを溶接して製作中。

Lamborghini-Aventador (14)

こんな感じでおおよその形ができた後にイエローにペイントし・・・。

Lamborghini-Aventador (12)

シャシーにかぶせ・・・。

Lamborghini-Aventador (13)

粘土を盛ってボディ表面を成形してゆきます。

Lamborghini-Aventador (11)

なお、この粘土がそのままボディパネルになるわけではなく、あくまでもこれは型を取るための「土台」となり、そのため表面を整えた粘土の上にFRPを”巻いて”ゆき・・・。

Lamborghini-Aventador (10)

硬化した後に粘土を取り除いてFRPのみを使用するわけですが、そのままだとFRPの表面はデコボコしているので、パテを盛って表面を均してゆくという作業をひたすら繰り返すことに(かなり根気がいる作業である)。

Lamborghini-Aventador (9)

その一方で細かいパーツや内装の製作も同時進行で行われ、こちらはグリルの「ハニカム」をくり抜いて再現しているところ(これも根気が要求される作業であり、情熱が無かればとうていできるものではない)。

Lamborghini-Aventador (8)

こちらはリアディフューザー。

一連の作業を見ると、文字通り「情熱と献身」によって作られたクルマだと考えて良さそう。

Lamborghini-Aventador (7)

ステアリングホイールもボディ同様に「粘土とFRP」にて作られ、インテリアパーツの多くも同じ手法を用いて製造されています。

Lamborghini-Aventador (6)

細かいところはモデルカーを見ながら作業を進めてゆきますが、彼らの情熱の対象は「いかに自分たちが持つ知識やスキルを用いてアヴェンタドールSVJと同じ外観を再現できるか」にあるようで、そのためには安易な流用を行って「アヴェンタドールSVJ風のクルマを作ろう」とはせず、どんな小さなパーツであっても自分たちで作ろうという鋼鉄の意思が感じられます。

Lamborghini-Aventador (4)

そしてヘッドライトすらも自作となりますが、完璧ではないにせよ、雰囲気をうまく捉えているようですね。

Lamborghini-Aventador (2)

その後は全てのパーツを組み込んで完成となり、実車よりもやや小さいようではあるものの、出来栄えとしては「悪くない」と思います。

Lamborghini-Aventador (3)

250日をかけてランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのレプリカを作ってゆく動画はこちら

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参照:Quantum Tech HD(Youtube)

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