ダークホース登場?
「Drive」がキア・スティンガー、フォルクスワーゲン・ゴルフR、ホンダ・シビック・タイプR、フォード・フォーカスRSとを比較テスト。
それぞれ駆動方式や出力、ボディ形状など大きく異る車ですが、「約600万円以下のハイパフォーマンスカー」というくくりでのテストとなっています。
キア・スティンガーはこんな車
ヒュンダイ傘下でもある、韓国のキア(起亜自動車)が発売するプレミアムセダンが「スティンガー」。
キアはこれまで比較的低価格の車を展開してきたものの、「いっちょ高級路線にシフト」という第一号となります。
なお現在キアのCEOを務めるのは「ペーター・シュライヤー」氏。
ペーター・シュライヤー氏はかつてポルシェやアウディに在籍し、初代アウディTTをデザインしたことでも有名な人物です(デザイナーとしてキアに呼ばれ、その後CDO→CEOに)。
キア・スティンガーのエンジンは255馬力の2リッターターボもしくは365馬力の3.3リッターターボとなり、3.3リッターエンジン搭載モデルの0-100キロ加速は5.1秒、最高速度は時速269キロ。
トランスミッションは8AT、駆動輪は後輪が基本でオプションにて4WDを用意しているようですね。
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動画においてはそのキア・スティンガーが公道、サーキット、スラロームなど様々なテストをライバルとともに受けていますが、想像しているよりは健闘している模様。
そして「想像よりも」のレベルが結構高く、これは現在多くのメディアが驚いているようで、スティンガーはなかなかの実力の持ち主、とも言えそう。
それでは動画を見てみよう
こちらがその動画、「2017 Type R, Golf R, Focus RS, Stinger 330Si | Best Performance Car Under 60k」。※スティンガーにとっては「イジメ」レベルの、圧倒的に不利としか思えないメンツ
なお、こちらは同じDriveによる、カー・オブ・ザ・イヤー「2017 Drive Car of the Year | Overall Winner」。
これによるとヒュンダイi30が「ベスト」となっています。