| 昨年11月あたりからシビックの掲示板ではこの問題で盛り上がっていたようだ |
比較的平均体重が軽い日本人だとこの問題は正直にくいのかもしれない
さて、北米にてホンダが「2023年モデルのシビック・タイプRの一部につき、運転席のクッションフレームアセンブリに溶接不良がある可能性がある」として販売停止とリコールを実施するとの報道。
シビック専門掲示板、Civic XI forumには販売停止とリコールに関する記載が行われた画面のキャプチャが掲載されていますが、それによると「不適切な製造方法により、運転席のシートクッションフレームアセンブリの溶接部に欠陥があり、きしみ音、がたつき音、シートフレーム溶接部の破損につながる可能性があります。車両の衝突時に、シートクッションの溶接部が破損すると、シートベルトの保護機能に影響を与える可能性があり、座席の乗員が傷害を負うリスクが高くなるおそれがあります」という記載が見られ、同掲示板を見る限りでは、実際にシビック・タイプRのオーナーからの「キーキー音やガタガタ音」についての報告も散見されるといった状態です。
現時点ではまだ公式発表はなされていない
なお、現段階ではこの問題が(ホンダによって)米国運輸省安全局(NHTSA)に通知されたばかりであって、NHTSAとホンダ双方からはまだ公式に発表がされておらず、今後対象となる製造期間などにつき、追って明かされるものと思われます。
同掲示板においては昨年11月頃からこの問題についての議論がなされていますが、今のところどういった状況でこの問題が発生するのか等についてははっきりしておらず、こちらも今後の公式発表を待つしかなさそうですね。
なお、ホンダはディーラーに対して販売停止、そしてリコールの実施を通知するとともに、対象となるVIN(車台番号)、修理手順、関連部品、保証情報について近日中に更新すると告知しているものの、「現在、修理に使用できる部品がない」ことも明記ずみ。
加えてホンダは販売店に対し、何らかの(本件以外での)サービスのためにシビック・タイプRか持ち込まれた場合、オーナーにこの問題を通知するようにも指示しており、となるとけっこう幅広い範囲にて、そして高い頻度にてこの問題が起こりうるのかもしれません。
顧客へのリコール対応通知は5月中旬に開始されることも記載されており、これは「5月になれば対応するパーツが用意できる」ということなのだと思われます。
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