| かなり魅力的なバーチャルカスタムだが、実際にこれにチャレンジする人は少なそうだ |
さて、新型フェアレディZプロトタイプが発表されて以来、様々なレンダリングが登場し、ぼくらの目を楽しませてくれていますが、今回はこれまでにない「フェアレディZオフローダー」のレンダリング。
リフトアップした上で大きなオフロードタイヤ、オーバーフェンダーやアンダーガードといったパーツの他、ルーフトップテントも装着され、一気にオーバーランダー的な雰囲気が加速しています。
なお、このレンダリングを作成したRain Prisk氏は、新型フェアレディZについて、ほかにも「ワゴン」のレンダリングを公開。
このほかにも「ワイドボディ」「ミドシップ化」といった作品の発表を控えているようです。
フェアレディZとオフロードは無縁ではない
フェアレディZとオフロードというと、一見して荒唐無稽な組み合わせにも見えるものの実は深い関連性が。
というのも日産は1958年からラリーへと参戦を始め、1971年にはフェアレディZ(240Z)を実戦投入。
この際、240Zは初出場ながらも東アフリカ・サファリラリーにて総合優勝を果たしており、2位にも240Zが入賞するという活躍を見せ、そのポテンシャルの高さを見せつけることとなっています。※画像はハセガワより発売のプラモデル
搭載されるエンジンは耐久性に優れるL型(L24)で、出力は210馬力。
2013年には当時の優勝車を、日産自動車内のボランティアグループ「日産名車再生クラブ」がレストアし、現在は日産ヘリテージ・コレクションへと収蔵されているようですね。
ボディサイズは全長4,115ミリ、全幅1,630ミリ、全高1,305ミリ、車体重量は1,000kgというスペックを持っています。
新型フェアレディZは「SUVになりそう」だったことも
そして今回、新型フェアレディZプロトタイプの発表にあたり、日産は「新型フェアレディZについて様々な可能性を考慮し、SUV化するという案もあった」とも公表。
そしてこの話は随分前からあったようで、日産は「フェアレディZサファリ」同様のカラーリングを持つ「GripZ」コンセプトを発表したこともありますね。
ほかにはこんな新型フェアレディZのCGも
そして新型フェアレディZプロトタイプは「話題のクルマ」なだけに、様々なデザイナーから様々なCGが登場。
ここでその一部を紹介したいと思います。
参照: Rain Prisk, 日産自動車