| アメリカのチューナーが「ハチロク」を解釈するとこうなる |
トヨタがSEMAショーにて、「公式」にハチロクつまりAE86へのトリビュートモデルを公開。
ベースとなるのはなんとカローラスポーツで、たしかに「パンダトレノ/レビン」を連想させるボディカラーを持っていますね(ただしAE86ではホワイトだった部分はグレーに変更されている)。
制作にあたったのは「マッスルチューナー・オートモーティブ(Muscle Tuner Automotive)で、ワンオフのボディキットを装着しています。
カローラ×ハチロクはいかにも「カスタムカー」な仕上がりに
ボディキットの内容としてはアルミ製のフロントスプリッター、カナード、サイドスカートエクステンション、リアディフューザー、リアウイング(二段重ね)といったところ。
なお、このボディカラーはペイントではなく「ラッピング」で再現されているようですね。
フロントグリルの向かって右にはファンネルのようなものがありますが、これはエアインテークで、ニトロ噴射時に必要なエアを吸いこむためのもの。
マフラーエンドにはチタン風の「焼き」が入ったり、ホイールナットやブレーキキャリパーにはブルーが使用されたり、とアクセントカラーは「ブルー」のようです。
もちろん車高も落とされ、ホイールはサテンブラックの軽量品に。
SEMAショーはアフターマーケットで販売されるパーツの販促イベント的性格を持っていますが、このカローラ×ハチロクにおいては「変えれられるところはすべて変えた」的印象もあり、現実世界におけるカスタムの参考になりそうですね。
トヨタは他にこんなカローラスポーツも展示
更にトヨタはケン・ブロックとのコラボレーションによるカローラスポーツも展示。
ケン‥ブロックの展開するアパレルブランド「HOONIGAN(フーニガン)」名義でカスタムされ、ブラックのボディカラーにマッドフラップ、ホワイトの”Fifteen52 Integrale”ホイール、リアスポイラーを装着しています。
フロントにはHellaのフォグランプも埋め込まれ、雰囲気的には1990年台のラリーカー、という感じですね。
機能的な部分ではハイパフォーマンスインテーク、Arkパフォーマンス製のエキゾーストシステムを備える、とのこと。
そしてこちらは「レース用カローラ」をイメージしたという「トヨタ・カローラスポーツ・スーパーストリート」。
レッドのボディカラーにブラックのアクセント、そしてローダウンにツライチ。
ホイールにはレッドのトリミングが入り、フロアにはレッドのLEDも内蔵されています。
他のカスタム・カローラスポーツに比べると変更幅は小さいものの、かなり印象が変わっている一台でもありますね。
内装はこんな感じで、「アメリカンマッスル風」。
今回、トヨタは他にも「FR化」したドリフト専用カローラスポーツ、レース用にコンバートされたカローラスポーツ、ホットロッド風カローラスポーツなどを展示するようですね。
VIA:TOYOTA