| まさかトヨタがカローラにブロンズホイールを装着してくるとは |
ブロンズホイールは現在高級車、スーパーカー、レンダリングアーティスト、チューナーにも大人気
さて、トヨタの北米法人が「カローラにナイトシェード・エディション(Corolla Nightshade Edition)」を設定すると発表。
トヨタは同市場向けに「ナイトシェード」として、タンドラやタコマ、カムリ、プリウスなどにブラックアクセントを与えた特別仕様車を当入しており、2020年にはカローラにも「ナイトシェード」が追加済み。※レクサスだと「インスピレーション」としてダーク仕様をリリースしている
ただ、そのカローラ・ナイトシェードにはしばらく空白期間があり、しかし今回2024年モデルとしての”復活”と相成ったわけですね。
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「ナイトシェード」にて変更されるのは内外装
今回のカローラ・ナイトシェイドはセダン、ハッチバック、そして今回初めてハイブリッドに設定され、現地でのSEトリムをベースにしていますが、その変更内容は(パワートレインやサスペンションに変更はなく)内外装のみ。
ただしその変更範囲はけして小さいものではなく、カローラを「非凡」に見せています。
特別仕様の内容としてはブロンズ仕上げの18インチホイール、ブラックアウトされたフロントとリアのバッジ、そしてブラックのドアミラー。
さらにはスポーツメッシュスタイルのグロスブラックフロントグリル、ブラックペイントが施されたスポーツサイドロッカーパネル、ブラックのシャークフィンアンテナも追加され、リアリップスポイラーとロアディフューザーもブラックで統一されています(セダンに装着されるリアディフューザーはかなり大きい)。
一方のハッチバックには、ブラックにペイントされた大型ベント付きスポーツウイングやツートンカラーのルーフが与えられることに。
カローラセダンとハイブリッドの外装色にはミッドナイトブラックメタリック、クラシックシルバーメタリック、アイスキャップの3色が用意され・・・。
カローラ・ハッチバックだと「ウインドチルパール×ミッドナイトブラックメタリックルーフ」「クラシックシルバーメタリック×ミッドナイトブラックメタリックルーフ」「ミッドナイトブラックメタリック」の3色がラインアップ。
今回インテリアの画像は公開されていないものの、カローラ・ナイトシェイドの全モデルにはスポーツファブリックインサート付きスポーツシート、トヨタ・セーフティセンス3.0、8インチインフォテイメントタッチスクリーンが装備され、さらにはJBL製プレミアムオーディオ、ムーンルーフ、Qi規格のワイヤレス充電、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも追加されている、とのこと。
何といっても目玉はブロンズホイール
ただ、今回のカローラ・ナイトシェードにつき、ぼく的に最大の目玉だと捉えているのがこのブロンズホイール。※前回設定されたカローラ「ナイトシェード」のホイールはブラックだった
現在この「ブロンズ」は(レクサス含む)高級車やスーパーカーにおいて採用が拡大していますが、普及価格帯のクルマでこのブロンズホイールを装着する例は非常に少なく、このあたりトヨタ北米の企画担当者は「わかってる」といった感じですね。
このブロンズはホワイトやブラックとの相性がよく、しかもかなりな高級感が出ると考えていますが、トヨタエンブレムや「Corolla」バッジなども(自分で)ブロンズに塗るといっそうのプレミアム感が出るかもしれません(画像を見る限りでは、それらは通常のクロームのままであるようだ)。
参考までに、ランボルギーニが採用するブロンズホイールはこんな感じ。
こちらはフェラーリ(フェラーリの分類上では”ゴールド”)。
参考までに、トヨタはブロンズホイールを用いることが少なくはなく、過去には86にもブロンズホイールを装着した特別仕様車を設定したことも。
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そのほか、チューナー、さらにはレンダリングアーティストにとってブロンズホイールは魅力的なモチーフとして取り上げられることが多いようですね。
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参照:TOYOTA USA