| ホンダCBR250RRを買おうと思ったらいつのまにかケイマンになってた |
よく聞かれる、「なぜ718ケイマンを買ったのか」。
「アウディTTの車検費用が思いのほか高額だった」「たまたまポルシェ718ケイマンの出物が出てきた」ということもありますが、直接のきっかけは「718ケイマンに試乗して、その感触が良かったから」。
試乗するまでは718ケイマン(ボクスターも含めて)を購入する予定はなく、直近で購入予定だったのはホンダのバイク、「CBR250RR」だったわけですね。※加えてスズキ・ジムニーとアバルト595の二台
はじまりはCBR250RR
そしてなぜCBR250RRなのかというと、これも「試乗」きっかけ。
CBR250RRを試乗した際に「これだ」と思ったということですが、なんとなくバイクが欲しくて探していたところにちょうど出会ったのがCBR250RR。
そんなわけで試乗した後日にCBR250RRを買いに行ったものの、販売店であるホンダ・ドリームの開店が10:30から。
ぼくは10:00からだと勘違いしていて早く着きすぎてしまったのですが、30分も開店まで待つことができず、そこで近くにあるポルシェセンターへ(ポルシェセンターは10:00から開いている)。
そこで乗ることになったのが718ケイマン。
不思議だったのはポルシェ718ケイマン試乗後、あれだけ欲しかったホンダCBR250RRに一切の興味を失ったことで、いったいなぜかは不明ですが、ぼくがCBR250RRに求めていた要素がそこ(ケイマン)にあった、ということになりそう。
ケイマンのドライブフィールはスポーツバイクに近い
もちろんケイマンとCBR250RRとはまったく異なる乗り物であり、そもそも「二輪と四輪」。
CBR250RRは「スーパースポーツ」に分類されるバイクで、乗り味はまるっきりスパルタン。
許容回転数は17,000回転という超高回転型エンジンを積み、高回転までガツンと引っ張って回転数をキープするためにガチャガチャと変速を繰り返す必要がありますが、とにかく意のままにキビキビと動くバイクですね。
ケイマンはもちろん4輪で、ボクスターのようにオープンではないのでバイクのように風を感じることもなく、かつ試乗車はマニュアル・トランスミッションではなかったものの、操作に対する反応はCBR250RRと同じようにとにかく直接的で、バイクに乗って直接前輪を動かしているかのようなダイレクトなハンドリング特性を持ち、バイクに乗ってアクセルを開けるとガツンと前に出るかのような加速性能を持っています。
そのためケイマンに試乗したときの印象は「これはクルマではなくスポーツバイクだ」というものですが、ぼくがCBR250RRではなく今回ケイマンを選んだということは、そもそも「バイクが欲しかった」わけではなく、バイクが持つダイレクトなスポーツ性能を求めており、ケイマンの中にそれを見た、ということになりそう。