レクサスが米国で大人気の「IS 500 Fスポーツパフォーマンス」を日本でも発売するようだ！米国仕様のIS 500 Fスポーツパフォーマンスはどんなクルマなの？

｜ ただし実情としては、米国で予定していただけのレクサスIS 500 Fスポーツパフォーマンスが売れず、日本で消化する計画なのかも ｜

マニュアル・トランスミッションが設定されていれば話はまた別だったのかも

さて、レクサスが突如公式ツイッターに一枚のティーザー画像を投下。

画像を見る限りではレクサスIS 500 Fスポーツパフォーマンスのように見え、7月21日（新型ホンダ・シビック・タイプRの発表と同じであり、レクサスは意図的にぶつけてきた可能性が高い）に情報が公開されるもよう。

なお、現行レクサスISは2020年6月に大規模フェイスリフト（マイナーチェンジ）を行っており、大きくそのスタイルが変わっています。

一気にそのイメージが近代的になり、よりスポーティーに、より高級になったことから大きな人気を博し、一時は（マイクロチップ不足で生産が追いつかず）受注が停止されたほど。

レクサスIS 500 Fスポーツパフォーマンスはこれまでアメリカのみでの販売だった

そして日本市場におけるレクサスISは、これまでIS 350とIS 300hの2本立てとなっていたものの、そこへ472PSを発生する5リッターV8エンジンを搭載するIS 500 Fスポーツ・パフォーマンスを投入するということになりそうです。

なお、レクサスはその国や地域向けに大きな変更を行わず、どこかの国で投入したモデルをそのまま別の国でも販売する傾向が強いので（コストをかけず、特別仕様車のモトを取る戦略）、おそらくは米国仕様のIS 500 Fスポーツ・パフォーマンスと変わらないまま（ただし年次アップデートが施され）日本に入ってくるのでは、と考えています。※加えて、日本では英馬力（HP）ではなく仏馬力（PS）表示を行うのが通例なので、米国仕様と同じであっても、10馬力ほど出力が高く表示される可能性が高い

レクサスIS 500 Fスポーツ・パフォーマンスはこんなクルマ

そこでこのIS 500 Fスポーツ・パフォーマンスをおさらいしておくと、最大のトピックはやはり自然吸気5リッターV8エンジン（472ps/7,100rpm、536Nm/4,800rpm）の搭載。

いまどきこれほど大きな排気量を持つ自然吸気エンジンを搭載する例は非常に少なく（ランボルギーニ・ウラカンとアウディR8くらい）、ある意味ではレクサスの狂気といえるかも。

さらにはこのエンジンを積むためにボンネットが5センチも盛り上がるなど、そのルックスもベースモデルとは大きく異なるものとなっています。

なお、「F Sport」に加えて「Performance」の文字が追加されてますが、これは「F」と「F Sport」との間を埋める存在を意味し、つまりはBMWの「M＋数字一桁」と「M Sport」との間にある「M+数字2桁もしくは3桁」モデルのようなポジショニングだとされています（日本ではどういった表記になるのか不明）。

外観上だと、上述の通り盛り上がったボンネット、そしてハの字に配置される4本出しエキゾーストパイプ、ダーククロームウインドウトリム、専用前後バンパー、リアディフューザー、トランクリッドスポイラー、エンケイ製19インチ10スポークホイール（通常のISに比較してフロントで1本あたり0.45キロ、リアで0.9キロ軽い）といった専用装備も与えられます。

そして「F Sport Performance」独自の黒いバッジも特徴の一つですね。

パフォーマンス面に目を移すと、トランスミッションは8AT、駆動輪は後輪のみ、0−60マイル（96キロ）加速は4.5秒。

トルセン式デフ、Fスポーツ・ダイナミック・ハンドリング・パッケージが標準装備され、ブレーキにはフロント14インチ、リア12.4インチの「アルミ製ハウジングを持つ2ピース式」を採用することでストッピングパワーを大きく向上させています。

インテリアは標準のISとはさほど変わらず、しかしメーター表示（アニメーション）がIS500専用となっています。

2022/7/21(木)13時30分、情報解禁。#レクサス #Lexus #LexusIS pic.twitter.com/AQYALYhqTt

— LEXUS / レクサス (@lexus_jpn) July 14, 2022

北米仕様のレクサスIS 500 Fスポーツ・パフォーマンスのプロモーション動画はこちら

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参照：LEXUS / レクサス ,Lexus(Youtube)