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リマックが新型車のティーザー動画を大量公開。なお今回のティーザーキャンペーンのために過去のインスタ上の投稿をすべて削除するなど気合が入る

リマックが新型車のティーザー動画を大量公開。なお今回のティーザーキャンペーンのために過去のインスタ上の投稿をすべて削除するなど気合が入る

| リマックは再びエレクトリックハイパーカーを「クール」なものとしなくてはならない |

今こそ、リマックの持つ技術力を世に示すべき時である

「エクストリーム&ラディカル」。

リマックがこの言葉とともに新しいティーザー動画と画像を複数(公式インスタグラムへと)投稿しており、徐々にモントレー・カーウィークにて発表する新型ハイパーカーの全容を明らかにしています。

なお、現時点ではこの新型車がネヴェーラのハイパフォーマンス版となるのか、それとも別のハイパーカーとなるのかは不明ですが、あと数日後にはそれも明らかになり、そしてリマックはネヴェーラが発表されたときと同様、世界を驚きにて包むこととなるのかもしれません。

ネヴェーラとにている部分があるものの、ネヴェーラとは異なる部分も

先日リークされた新型車の画像を見ても分かる通り、このクルマはネヴェーラに非常に良く似ているものの、今回の一連のティーザー動画を見る限りでは(フロントスプリッターなど)ネヴェーラとの相違も見られ、突き出したフロントスプリッターからすると「サーキット走行をメインとしたモデル」ではあるものの、全体的に見て(そこまで過激ではないので)サーキット走行「専用」車ではないものと思われます。

おそらくはネヴェーラに対し「パワーアップ、軽量化、ダウンフォース強化」といったトリートメントを施したハードコア版だと考えて良く、「あと数秒までに(ニュルブルクリンクのラップタイムで)迫ってきたポルシェ・タイカン・ターボGTをさらに突き放し、そして「ニュルブルクリンクのラップタイム7分切り」を目指すことになるのかもしれません。

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そしてリマックCEO、メイト・リマック氏は「もはやエレクトリックハイパーカーはクールではなく、富裕層は興味を示さない」という衝撃の発言を行っていますが、この新型ハイパーカーはそれに対する回答となりうる可能性が高く、もう一度エレクトリックハイパーカーを「想像よりも遥か上の高みに」押し上げるのではないかと考えています。

なお、一部ではこの新型ハイパーカーにつき「(メイト・リマック氏が内燃機関の使用を示唆したことから)ガソリンエンジンを積む」と見る向きもあるようですが、この短い開発機関では内燃機関を積むハイパーカーを新規に開発することは難しく、一方ピュアエレクトリックカー専用の設計を持つネヴェーラにガソリンエンジンを押し込むことはさらに困難であると思われます。

そしてなにより、「ハイブリッドハイパーカー」はリマック・ブガッティが”トゥールビヨン”にてすでに実現しており、ここでリマックが内燃機関搭載ハイパーカーを搭載ししてしまうとお互いの価値を毀損してしまい、よって「それ(内燃機関搭載)はないだろう」とぼくは考えているわけですね。

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参照:Rimac

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