| 現時点ではこのフェラーリのワンオフモデルがどんなクルマになるのかは全くわかっていない |
そしておそらく、そこに採用されるデザインエレメントは後の市販車に落とし込まれることとなるだろう
さて、フェラーリは上位50人程度の重要顧客を対象として「ワンオフモデル」を製作していることでも知られていますが、モントレー・カー・ウィーク開催中、ペブルビーチにて「新しいワンオフモデルが公開されるのではないか」という噂が広まっています。
フェラーリのワンオフモデルについては「スペシャル・プロジェクト」の頭文字を取って「SP」と命名されることが多く、しかしちょっと前にフェラーリは「PB24」という商標を出願していて、これは「2024年のペブルビーチ」を表しているとも考えられるため、このワンオフモデルは「PB24」という名称をもって発表がなされることになるのかもしれません。
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フェラーリの最新ワンオフモデルの名称は商標の申請から見て「PB24」?ワンオフモデルをオーダーできるのは上位50人のVIP顧客、価格は3.6億円以上からと言われるが
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フェラーリ「PB24」がどんなクルマになるのかはまったくわからない
フェラーリの秘密は厳守されることが多く、よって新型車については事前のリークがほとんどないのが現状で、そのため今回ペブルビーチにて発表されるという新型ワンオフモデル(これもまだウワサでしかない)についても全く内容がわかっておらず、しかし推測できるのはモントレー・カー・ウィーク中に発表されるという事実から、米国在住のコレクターが依頼したのではないかということ。
そしてもちろん現行モデルをベースにしていることも間違いはなく、しかしこのスペシャルプロジェクトはオーダーしてから納車まで早くても3年はかかるというので、「3年くらい前のカタログモデル」がベースになっているものと思われます。
なお、これまでの458MMやJ50に採用されたラップアラウンドウインドウは後の296GTB/296GTSに取り入れられ、SP30にて採用されたフロンフード上のブレードそしてフロントフェンダー横の処理がのちの812コンペティツォーネやポルトフィーノに採用されたことがあるなど、このスペシャルプロジェクトはフェラーリにとって「デザインのパイロットモデル」的役割も果たしており、よってPB24についても新しいディティールが取り入れられ、それがのちの市販モデルにフィードバックされることとなるのかもしれません。」
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参照:The Supercar Blog