
| アポロがEVの世界においてどれだけの差別化を行うことができるのかはちょっとした見ものではある |
ただし資金力は豊富だと伝えられ、もしかすると驚くようなクルマを作ってくるのかも
さて、世界一過激なクルマを作っている自動車メーカーといっても過言ではないアポロ(アポロフューチャーモビリティグループ)。
今回はそれまでのアポロのクルマを知るものからすると「え?」と目を疑ってしまう普通っぽいプロトタイプを公開しています。
このクルマはアポロG2Jと命名されたピュアエレクトリックカーで、将来のアポロの製品に反映されるデザインそして技術を持っているといいますが、アポロは将来的にピュアエレクトリックブランドへと変革を遂げることを目指しているとされ、そのため2年以上に渡ってこのプロトタイプの研究を行ってきたとのこと。
なぜにそのデザインを完全にシフト?
そして現在、このプロトタイプ「G2J」はついに走行が可能な状態となり、エレクトリックパワートレイン、コネクティビティ、デジタル・エコシステム・テクノロジーなどの主要分野における改良と検証のためのテスト段階へと突入しています。

このG2Jのデザインは(上述のとおり)将来のアポロを示唆しているといいますが、一見しての印象はアポロ・インテンサ・エモツィオーネ、アポロ・プロジェクトEVO(下の画像)とも全く異なるもので、EVらしくクリーンでスマートといった感じ。

もしかすると、アポロは「ガソリン時代との決別」を視覚的に示すべくデザインを全く変えてしまうのかもしれませんが、これは驚くべきデザイン的シフトということになりそうです。

そのデザインを見てみると、なめらかで段差の少ない表面、強調された前後フェンダー、コンパクトなLEDライトユニット、ミドシップカーっぽいシルエット、ドアミラー代わりのカメラ等がまずは目に入るところ。

なお、充電ポートはリアセンターにあるようですね。
アポロによると、G2Jは最先端の軽量複合材料を使用し、シャーシはカーボンファイバー製を採用していて、このプラットフォームはさまざまなEVへと転用が計画されている、とのこと。

このアポロG2Jはディヘドラルドア(バタフライドア)を持ち、室内を見てみるとアルカンターラ張りのシートやダッシュボード、デジタル液晶メーター、コンパクトなインフォテイメントシステム、最小限のアナログ式コマンダーなどを見て取ることが可能です。

ちなみにアポロは現在、英国、米国、ドイツ、日本の各地に「自己所有の研究施設」を持っており、プロトタイプの開発作業はドイツのインゴルシュタットにある欧州R&Dセンターが中心となって行っている、とアナウンスされています。
アポロは「日常的な移動手段」にも展開予定
なお、アポロは以前に「Eヴィジョン・コンセプト(下の画像)」、「(SUVの)EヴィジョンX コンセプト」も公開しており、この際のコメントは「日常的な移動手段にも参入する」。
つまりはハイパーカーだけではなく実用的なクルマを発売するということになりますが、まずはハイパーカーにて大きく注目を集め、その後に「量販可能な」クルマの展開を行うというのは新興自動車メーカーによくある手法です。

最近だとピニンファリーナ、NIO、GMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ)などがその手法にて総合自動車メーカーへと移行し、利益を最大化する計画を持っていると伝えられていますね。
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