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まさか「二代目」が登場するとは思わなかったな・・・。ヒョンデが水素燃料電池車「ネッソ」をモデルチェンジ、先代とは全く異なるタフなルックスへ

まさか「二代目」が登場するとは思わなかったな・・・。ヒョンデが水素燃料電池車「ネッソ」をモデルチェンジ、先代とは全く異なるタフなルックスへ

Image:Hyundai

| なぜいくつかの自動車メーカーが大金をかけて水素燃料電池車を開発・販売するのかわからない |

現時点で水素は完全なるニッチであり、成長余力も感じられないため「ここに注力する意味がわからない」

さて、ぼくがデザイン面において高い評価を与えているヒョンデが「新型ネッソ(Nexo)」を公開。

このネッソは水素燃料電池車(FCEV)で、ヒョンデが日本へと再参入する際に真っ先にアナウンスがなされたクルマです(当時は先代モデルだった)。

そしてこの新型ネッソは「フルモデルチェンジ版」の第二世代ということになりますが、そのポジショニングや車格が一新され、タフなデザインを持つ斬新なルックスに、そして刷新されたパワートレインが与えられることに。

ヒュンダイ(ヒョンデ)ネッソ
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新型ヒョンデ ネッソはこんなクルマ

そこでこのヒョンデ ネッソを見てみたいと思いますが、昨年10月に公開された「イニティウム(Initium)」コンセプトのデザインを継承しており、ヒョンデの最新モデルらしく、市販車であってもコンセプトカーのスタイルを忠実に再現するという路線を貫いています。

採用されるデザイン言語は最新の「Art of Steel」で、完全に先代とは異なるスタイリングには驚きを隠せない人も少なくないかもしれません。

  • 先代の丸みを帯びたデザインから、より角張ったタフなスタイルへ変更
  • 新しい「HTWO」LEDランプ(4つの独立したドットを持つデザイン)を採用
  • 直立したフロントデザインとブラックフェンダーフレアのコントラスト
  • ユニークなCピラーがサイドウィンドウを分割し、リアドアへと流れる独特なデザイン

さらに新型ネッソでは外観だけでなく、パワートレインも大幅に進化しています。

  • 2.64 kWhのバッテリーと、水素燃料電池(147hp / 110kW)を搭載
  • モーターは201hp(150 kW)を発生し、0-100km/h加速は7.8秒
  • 水素タンク容量が6.33kgから6.69kgに増加
  • 航続距離は700km以上を目標
  • 水素補給時間はわずか5分(これで700km走れる)

さらに、ヒョンデのほかのEVと同様にV2L(Vehicle-to-Load)機能を搭載することで家庭への電力供給が可能となっていて、その利便性が大きく向上しているようですね。

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新型ヒョンデ・ネッソは先進的かつ快適なインテリアを持っている

エクステリアはこれまでのヒョンデとは大きく異なるものの、内装には「サンタフェ」や「パリセード」からの影響が見られ、これは主にヒョンデの考え方によるもの。

ヒョンデは欧州の自動車メーカーが採用する「金太郎飴」的ルックスを嫌い、「ヒョンデ・ルック」なるモデルごとに固有のキャラクターを与えるという方針を採用していますが(ここはトヨタによく似ている)、その方針のせいもあって「車種ごとに異なる外観やイメージ」を持っています。

一方でインテリアでは「エクステリアほどのインパクトを持たない」ということなのか、あるいはヒョンデユーザーが(操作を行うに際し)混乱しないようにということなのか「各モデル間で共通した」意匠を持たせることが多いもよう。

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そして新型ネッソでは以下のような特徴を持っています。

  • 12.3インチのデジタルインストルメントクラスター&12.3インチのインフォテインメントディスプレイ
  • 12インチのヘッドアップディスプレイ(HUD)
  • コラムシフター(ステアリングコラムに配置されたシフトレバー)
  • 14スピーカー構成のBang & Olufsenサウンドシステム
  • ワイヤレススマートフォン充電器(2台分)
  • デジタルルームミラー
    ワイヤレスApple CarPlay & Android Auto対応

さらに、ヒョンデはエアコン操作用の専用スリムタッチパネルを採用し、メインディスプレイへの統合を避けることで操作性を向上させ、「エアコンの操作をしたいのに、機能の呼び出しに時間と手間がかかる」問題を解決しているようですね。

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なお、これもヒョンデの常として「オフィシャルフォトと機能や装備の概要を公開するものの」さらに踏み込んだ詳細や価格、発売時期については「後日発表」とされており、追加情報を待ちたいところ。

ちなみに多くの自動車メーカーは「水素」に対して否定的ですが(水素ステーション建設にお金がかかるので水素供給設備の普及が進まず、しかも水素のチャージが難しく、車両価格が高い割に売却時に安い)、ヒョンデ、そしてトヨタとBMWは水素に対して「積極的な」姿勢を見せています。

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参照:Hyundai

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