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40年以上モデルチェンジしていないラーダ・ニーヴァにワイルドな新グレード「ブロント」登場!オフロードタイヤにワイドボディ、オプションでは迷彩塗装もあるようだ

2021/07/28

40年以上モデルチェンジしていないラーダ・ニーヴァにワイルドな新グレード「ブロント」登場!オフロードタイヤにワイドボディ、オプションでは迷彩塗装もあるようだ

| フルモデルチェンジはなされていないものの、ニーヴァには頻繁な改良が施されている |

2024年には親会社、ルノーの協力を得てついにモデルチェンジという話もあるようだ

さて、走る化石と言われる「ラーダ・ニーヴァ(ロシアでは4x 4に改名)」の新バリエーション、ブロント(ブロンコと間違えそうだ)の受注が本国に開始。

これはニーヴァのハードコア版という位置づけですが、もともとこの「ブロント」はアフターマケットでのカスタムとして人気を博し、その後にニーヴァを展開するアフトヴァース社がこれを買収することで「正式なバリエーション」となったのだそう(JCWやAMGに似た展開)。

Lada-Niva-Bronto-1

そのエクステリアはワイルドに

そしてこのニーヴァ・ブロントのエクステリアについて、通常版のニーヴァ(下の画像)に比較するとぐっとワイルドなイメージを持っており、まずは車高が上げられてオフロードタイヤが装備。

さらにフロントバンパーやグリルが力強いデザインへと変更され、大きなタイヤを収めるための前後オーバーフェンダーにサイドステップ、ルーフにはレール、マッドフラップが装着されるなどアウトドアテイストが満載となっています。

どれくらいリフトアップされているのか詳細は不明ではあるものの、前後アクスルが「丸見え」となっているので、けっこう車高を上げられているのかもしれません。

Lada-Niva-Bronto-2

タイヤとホイールハウスとの隙間もけっこう大きく、最低地上高がかなり高くなっているので(240ミリある、とされている)、乗降の際は「ヨイショ」という感じなのかもしれませんね。

Lada-Niva-Bronto-5

なお、通常版ニーヴァのボディサイズは全長3640ミリ、全幅1680ミリ、全高1640ミリなので、ジムニーシエラよりも9センチ長く、0.5センチ広く、9センチ低いといったサイズ感です。

2020年モデルの(通常版)ニーヴァだと、搭載されるエンジンは1.7リッター自然吸気/83馬力、トランスミッションは5速マニュアル、駆動方式はトランスファーを備える4WDで、0-100km/h加速は17秒(これは40年前とあまり変わらないのかも)、最高速は142km/hだとアナウンスされています。

もちろん日本では正規の取り扱いはなく、しかしオートリーゼンさんにて扱いがあるようですね。

Lada-Niva-Bronto-4

今回インテリアの画像は公開されていないものの、2021年のアップデートでは、メーター類やシート、エアコンなどがアップデートされ、さらに振動や騒音を低減するパッケージオプションも導入されており、より日常性を高めているようですね。

このニーヴァ・ブロントには「リュクス(Luxe)」「プレスティッジ(Prestige)」の2グレードが存在し、リュクスだとメタルバンパー、レール、ホイールアーチエクステンション、オールテレインタイヤを装着した15インチホイールが装備され、プレスティッジ(こちらが上位)ではプラスチック製バンパー、専用グリル、フォグランプ、プラスチック製ホイールアーチライニング、サイドシルプロテクションが与えられます。

オプションとしてはルーフ上のライトバー、カモフラージュペイントがあるというのでかなり「本格的」。

ニーヴァ・ブロントについて価格は公表されていないものの、通常版ニーヴァでは632,900〜717,900ルーブル(95万円〜108万円くらい)という価格設定を持っています。

このニーヴァについて、「40年以上もモデルチェンジを経験していない」という異例のクルマではありますが、そのかわりということなのか頻繁に改良を続けており、ラーダの「ニーヴァに対する」愛情が伺えますね。

なお、そのニーヴァについても、ついにフルモデルチェンジが行われると(親会社のルノーから)アナウンスされており、こちらにも期待したいところです。

ラーダ
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参照:LADA

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