| ケーニグセグはジェスコ・アブソリュート」にて世界最速記録を狙うことになりそうだ |
車両本体価格は3億円、ホイホイとオプションを付けると一気に+1億円
さて、ケーニグセグは新型ハイパーカー「ジェスコ」を発表していますが、こちらは現在まだ製造が開始されていないという状態。
しかし今回ケーニグセグはその生産開始を記念してジェスコのプリプロダクションモデルを公開しており、そのボディカラーはカーボンファイバーとシルバーのアクセントつきの「オレンジ」。
なお、このオレンジは2006年に発売された「CCX(コンペティション・クーペR、下の画像)」をイメージしている、とアナウンスされています。
ちなみに2004年に発売されたCCRではオレンジをイメージカラーに採用しており、ケーニグセグはけっこうオレンジが好きなのかもしれませんね。
ケーニグセグ・ジェスコの最高速は理論上531km/h
ケーニグセグ・ジェスコは2018年3月のジュネーブ・モーターショーにて発表されており、アゲーラRSの後継に相当するクルマ。
搭載されるエンジンは5リッターV8ツインターボ、その出力は1,280馬力(E85フューエルだと1,600馬力)。
その名はケーニグセグ創業者であるクリスチャン・フォン・ケーニグセグの父の名に由来し、限定台数は125台、そして車両本体価格は約3億円に設定されています。
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オプション価格も非常に高額
そしてケーニグセグ・ジェスコのオプション価格もまた「尋常ならざる」レベルに達しており、メタリックカラーは13,900ドル、パールは24,800ドル、織目の見えるベアカーボンボディはそれだけで292,000ドル(約3130万円!)、ケーニグセグ得意のカーボンホイール+ミシュラン・カップ2Rタイヤのセットは110,700ドル(1190万円)。
さらにそこへアップルレッドやスウィートマンダリンのような「カラーカーボン」を選択するとさらにプラス63,300ドル、そのほか細かいところまでもカーボンに変更してゆくと443,400ドル(4750万円)までに価格が上昇します。
なお、ジェスコのギアボックスはレゲーラに積まれる例レクトシフトとは異なり、これはケーニグセグ・ライト・スピード・トランスミッション(LST)」名付けられたもの。
文字通り9つのギアを「ほぼ光速」で切り替え、「シームレスな加速と減速」を実現していると主張します。
ケーニグセグはこのジェスコにローダウンフォース仕様の「アブソリュート」も用意しており、これはつまり最高速仕様。
これまでケーニグセグは幾度となく最高速にチャレンジしているので、ブガッティ・シロン、ヘネシー・ヴェノムF5、SSCトゥアタラを打ち負かすだけの記録に挑戦する可能性もありそうですね。
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ケーニグセグ・ジェスコのインテリアも「オレンジ」
そしてこのケーニグセグ・ジェスコのインテリアもオレンジ。
その他の部分はカーボンとブラックレザーが使用されており、なかなかに美しいコントラストを醸し出しています。
センターコンソールのディスプレイに表示されるジェスコのアニメーションも「オレンジ」なので、もしかするとこれは「その個体に応じた」ボディカラーが表示されるのかもしれません。
シフトレバーの前には「1 of 125」と記されたシリアルプレート、シフトレバーの後ろにはエンジンスタート/ストップボタンが見られます。
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