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中国にて「スター・ウォーズのBB-8のような」自走式武装AIロボが導入。決め台詞は「私に勝っても刑務所送りです。しかし私に負ければ病院送りです」【動画】

中国にて「スター・ウォーズのBB-8のような」自走式武装AIロボが導入。決め台詞は「私に勝っても刑務所送りです。しかし私に負ければ病院送りです」【動画】

| 中国はぼくらが思うより遥かに「未来」に行っている |

この自走式ロボ「ロトゥンボット」はけっこうな重装備を持つようだ

さて、中国は現在ぼくらの想像を遥かに超えるテクノロジーを獲得しており、産業用ロボットはもちろん民生用ロボットにおいても世界の最前線にいると考えていいのかもしれません。

そして今回中国の警察がリリースしたのが「球形の(スター・ウォーズに出てくるBB-8のような)ロボット」で、完全にバランスを取り自走できることが動画からも確認可能。

すでにこのロボットは警察に配備済み

このロボットは温州市(上海の南に位置する浙江省の都市)の警察に配備されており、サイドには催涙ガスとネットガンを装備していますが、その名も「ロトゥンボット(Rotunbot)」。

このロトゥンボットは浙江大学とLogon Technologyの協力によって作られており、最高時速は35km/h(けっこう速い)、重さは約125kg。

AI技術を使って移動し地元の警察部隊と共にすでに活動を行っているのだそう。

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このプロジェクトに関わった王優(ワン・ユー)氏が「South China Morning Post」に語ったところによると「モジュール化改造後には、敵の識別、追跡、捕獲などの戦術行動も可能です。また、このロボットは非常に耐久性が高く、殴られたり、壊されたり、高いところから落とされても壊れません」。

そしてこのロボットは決め台詞を持っているといい、このロボットに対抗しようとするものに対しては「もしあなたが勝ったとしても監獄行きです。もし負けれたとなれば病院行きとなるでしょう」。

つまりはそれほどの攻撃力を持つということになり、逆らわないほうがいいのかもしれません。

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中国はテクノロジー先進国である

なお、中国のテクノロジー大好きっぷりには驚かされるものでがあり、たとえば顔認識カメラが街中の至る所に装備されており、もし赤信号の横断歩道を渡ろうものならば、即座にその人が(信号機の横に設置された)モニターに氏名とともに(国家によって)さらされたりする機能があったり、未来都市のように横断歩道が光ったりするのですが・・・。

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一部ではこんな警察ロボが導入されていたりして、文字通り「未来に行っている」という印象。

ちなみにですが、今年12月から中国訪問においては「短期渡航におけるビザ」取得が免除されたため、来年前半には上海に行ってこようと考えていて、「どれほど(最後に行った3年前に比較して)変わっているか」を見てきたいと思います。

中国の武装ロボット「ロトゥンボット」を紹介する動画はこちら

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参照:CGTN(Youtube)

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