2015年、2016年と連続して発売されている、ホワイトマウンテニアリング別注の「セイコー・ジウジアーロ・ウォッチ」。
2017年バージョンは6/16に発売予定となっていますが、今年のモデルには1987年発売の「ライダーズ・クロノグラフ」をセレクトしています(価格は税別35,000円)。
どこが「ライダーズ」かというと、バイクに乗ってグリップを握った状態でも時間を読みやすいように文字盤を15度傾けているところで、さらに風防(ガラス)には5度の角度がつけられてライダーの目線に合わせたデザインに。
ブレスレットはブラック仕上げのステンレススティール、ダイアルとプッシュボタンはホワイトとブラックのコンビ。
限定本数は700本となり、個別にシリアルナンバーが入っている、とのこと。
なお2015/2016年のセイコー・ジウジアーロ×ホワイトマウンテニアリングの腕時計はこちら(真っ黒のほうが2015)。
文字盤とベルトとの中心が「ずれている」のは、レーシングスーツを着用した状態でも腕時計が邪魔にならないように配慮されている、と言われます。
セイコー×ジウジアーロ・デザインの腕時計は1980年代にセイコーブランドより発売されたものですが(当時はジウジアーロなどインダストリアルデザイナーの人気が高く、数々のジウジアーロとのコラボ製品が発売された)、数年前より復刻が盛んになり、セイコー直々の復刻やビームスとのコラボ、腕時計専門店チックタックからも発売されるなど大人気。
ただ、復刻当初は「即完売」も多かったようですが、最近だと比較的在庫が余ってきているようでもありますね(時々値引いて売られている)。
なお復刻されるのはアナログのものばかりで、デジタルの「スピードマスター(商標の関係か、今ではこの呼称は用いられていない)」の復刻は過去に一度ばかりあったのみで、その後はどこも手を付けず。
ぼくはこの「セイコー×ジウジアーロ・スピードマスター」が大好きで、ブラックを一本所有していますが、ゴールドが発売されるようであれば一本手に入れておきたいものだ、と考えています。