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スバルがまた売れそうなクルマを発表!新型「アウトバック」はクロスオーバーSUVのフラッグシップ

2019/04/18

北米市場では喝采をもって迎え入れられそうだ

スバルがニューヨーク・モーターショーにてフルモデルチェンジ版となる「アウトバック」を公開。
スバルによれば、アウトバックは「フラッグシップクロスオーバーSUV」という位置づけとなり、今回のモデルチェンジで目指したのは「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」。

外観上だと樹脂製の大きなクラディングが目に入り、いかにもワイルドそしてアクティブといった印象を受けますね。
なお、スバルのデザインフィロソフィーは全車共通して「ダイナミック×ソリッド」ですが、今回のアウトバックについては「アクティブ&タフ」というサブテーマを設けている、とのこと。

スバルによると、新型アウトバックの骨子は下記の通りです。

・デビューから四半世紀の歴史を積み重ねてきた先駆的クロスオーバーSUVの第6世代
・2.4L水平対向4気筒直噴ターボエンジンとSUBARU GLOBAL PLATFORMを得て、進化した動的質感
・11.6インチディスプレイを備えた、上質さと革新性を併せ持つ室内空間
・総合安全思想に基づく、SUBARUならではの優れた安全性能
・アクティブマインドを刺激する、タフでラギッドなエクステリアデザイン

新型SUBARU アウトバックはこうなっている

なお、現在新型アウトバックについて国内への導入は未定。
よって今回発表されたのは「北米仕様」ということになりますが、その内容を見てみましょう。

シャシー/ボディ

新型アウトバックはSGP=スバル・グローバル・プラットフォームを採用。
これは現行インプレッサ以降に登場するモデルに順次採用されているもので、高い剛性が特徴。
そして新型アウトバックでは、このSGP採用にてステアリング操作への応答性を高め、かつ快適な乗り心地や静かな室内を実現した、と述べています。

アメリカ市場において、とくに「優れたハンドリング」「静か」「振動が少ない」という要素が重要視され、スバルはそれを理解し、それらを強化したということになりそうです。

エンジン/ドライブトレーン

エンジンは2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボと2.5リッター水平対向4気筒の2種。
スバル得意の「シンメトリカル(左右対称)4WD」を全車に採用し、高い安定性を実現している、とのこと。
なお、リアデフは新開発だとされ、さらにはX-MODEも装備しています。

インテリア

こちらもスバルらしく「質実剛健」、かつ快適性に溢れたデザイン。
11.6インチディスプレイを備えるインフォテイメントシステムを持ち、脇見運転や居眠りの検知機能も装備。

そしてレガシィも同様ですが、フロントドアガラスを外側に広げることで「広い視界」を実現。
スバルは実用域での使いやすさに力を入れていますが、これもまたスバルのクルマが高く評価される理由のひとつなのでしょうね。

上級グレードの「Touringu」にはナッパレザーを採用したり、直接手に触れる部分には上質な素材を使用するなど、質感にはかなりのこだわりを見せています。

使い勝手

そしてスバルは昔から「使いやすい」クルマづくりを行うことでも知られ、今回ははじめて「ハンズフリーパワーリヤゲート」を装備していますが、これはスバル「初」。
今となっては珍しい装備ではなく、しかし「足場の悪いところでも作動するよう」センサーの検知領域を広げるなどの気遣いを見せています。

そのほかルーフレール前後に「ロープを直接結べる」アルミバー装備、ラゲッジルームではカーゴフックを2つから4つに増やすといった、「これでもか」的な実用的改良が見られます。

安全性

安全性についてはスバルが得意とするところであり、上述の視界や駆動方式に加え、アイサイト、後退時自動ブレーキ、フロントビューモニター、リヤビューカメラ”ウォッシャー”、クラストップレベルの乗員保護性能など高い安全性を誇ります。

スバルは早い段階から安全性そして走行安定性に力を入れきたメーカーで(”乗用車”に4WDを採用したはじめてのメーカー)、かつ実用品としての自動車づくりにおいては非常に高い技術を持っています。

それが北米市場という「車社会」に評価されて成長している大きな理由と考えられますが、スバルの顧客はスバルに対して非常に高い忠誠心を持つことでも知られますね。

VIA:SUBARU

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