| 「BMWとヨット」はちょっと意外 |
BMWが超高級ヨットメーカー、Nautor’s SwanとコラボしたM760Liを発表。
これはBMWのカスタム・プログラム「インディビデュアル」25周年を記念したものだそうですが、そのカスタムの幅は広く、「こんなことまでできる」ということをBMWが広く知らしめるために製作したものと思われます。
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ざっと外観を見て見ると、このカスタムM760Liはオリジナルのボディカラーはもちろん、ボディカラー同色のブレーキキャリパー(BMWでは珍しい)、ボディ各部の「SWAN」ロゴがまず目に入るところ。
内装もボディカラー同色のレザー、そして明るい色のレザーが組み合わされ、同様に明るい色調のウッドとホワイトにペイントされたトリムが特徴。
ヘッドレストにもNautor’s Swan社のロゴ。
トランクマット、フロアマットはウッドをラバーでラミネートしたもの、とのこと。
なお、このマットやウッドトリムは実際にNautor’s Swan社のヨットに使用されている素材と同じだそうです。
エンジンは標準のM760iと変わらずMパフォーマンス製ツインパワーターボV12で、これは610馬力を発生し、その巨体を0-100キロまで3.7秒で加速させる高性能ユニット。
トランスミッションもやはり標準モデルと同じく8速ATが採用されています。
ヨットは欧米において高級車と非常に強いつながりを持っており、高級車オーナーの多くがヨットを所有していることからもこういったコラボは多数。
ロールスロイスのオープンモデル、「ドーン」のウッドパネルがヨットのデッキをイメージしているのは有名ですが、そのほかにも多くの自動車ブランドがヨットメーカーとコラボしていますね。
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