| パガーニがウアイラ・ロードスターのリース契約を発表 |
アメリカでは自動車の購入形態において「リース」が一般的だとされますが、今回パガーニが「リース」プログラムを発表。
これによると、たとえばパガーニ・ウアイラ・ロードスターの場合、7700万円の保証金を支払い、その後60ヶ月の契約で毎月280万円の支払いを行うことになる模様。
要は7700万円と1億6800万円、合計2億4500万円を支払う必要があるということですね。
ウアイラ・ロードスターは完売じゃなかった?
これは史上最も高額なリース契約だとのことで、しかしそうまでしてリースでパガーニを購入するメリットは「節税」。
さらに今回のリース契約では、もしウアイラ・ロードスターに飽きたならばリース期間中でも別の車に入れ替えることが可能だとしており(ローンとは異なり、通常、リースは期間中の車種変更や売却はできない)、リース期間終了後に車を売却した際に「差益」が出たとしたらそのぶんも契約者がゲットできるとしています。
保証金7700万円、毎月280万円というのはとんでもない額ではありますが、そのお金を払える場合や、節税を考えねばならない場合は「非常に有用」で、かつウアイラ・ロードスターは将来的にも値上がりする可能性が高く、投資対象としても優れるかもしれませんね。
ただしちょっと気になるのは、今回このリースプログラムを発表したのはパガーニ自身。
パガーニのセールスは現在好調で、創業し25年の間に137台を販売(しかもその販売のほとんどはここ数年に集中)。
たしかに工場を新設したばかりではありますが、「そうまでして」車を売らないといけない状況ではないと思われ、むしろ「生産が追いつかない」状態だと認識していただけにかなり意外。
すでにクーペ版の「ウアイラ」はその予定生産台数を販売していると発表され、その後に発表された「ウアイラ・ロードスター」も全て完売していると伝えられているだけに、ちょっと疑問の残る発表ではあります。