| ちゃんと走るのコレ? |
32インチホイールを装着したシボレー・カマロが登場して話題に。
これはフォージアート(Forgiato)製”Blocco”というホイールだそうですが、驚くべきことにフォージアートは「34インチ」までのサイズに対応しています。
さらに内装にもフルカスタムが施され、ドアパネルには27インチサイズのテレビが埋め込まれ(そのためにドアハンドルはなくなり、開閉はAピラーに装着したボタンで行う)、トランクにはXbox One(コントローラーはルーフに埋め込まれ、電動で出てくる)もインストール済み。
カスタムにかかった費用はナゾ
ボディカラーはカメレオンペイント、そして各部にはメタルパーツが装着され、LEDによるライティングも。
LEDの発光色はスマートフォンでコントロール可能!
なお、オーナーによるとカスタム費用は「計算してない」。
この画像を見ても分かる通り完全にもとのカマロとしてのバランスは失われており、車高がかなり高くなっていて、最低地上高は「オフローダー以上」。
もちろんスピードメーターやオドメーターにも影響が出ると思われますが、インパクトは極大だと思います。
ちなみにオーナーによると「このホイールに交換した後、乗り心地は極端に悪化した」。
加えて「回転半径も極端に大きくなった」とのことで、それはホイールの大径化によってタイヤ外形が大きくなり、「ステアリングホイールをあまり切れなくなったから」だと思われます。
つまりステアリングホイールを切るとタイヤがフェンダーのインナーへと干渉するということですね。
乗り心地については「タイヤが薄い(扁平率が低い)」だけではなく「サスペンションがストロークする余地がない」ことも悪化の原因だと思われ、とにかくこのカスタムによってクルマの機能の多くは失われた、と言えそう。
ただしオーナー曰く「ホイール大径化によって色々と困ることも出てきたが、そんなことはどうでもいい。ただ楽しければ、それでオレは十分だ」。
まさに見上げたカスタム魂だと言えますが、ここまでできるというのはある意味で「羨ましい」とも思います。
それでは動画を見てみよう
こちらが極端に改造してしまったシボレー・カマロを紹介する動画、「Custom Camaro With Insane 32-Inch Wheels | RIDICULOUS RIDES」。
動画内ではTVスクリーン他、様々なカスタムや機能を見ることができます。